念願の台湾ダイビングはカメだらけ②~夕日がすばらしいしビールも料理もうまいし人も優しい小琉球~
小琉球ダイビング旅の②です。
小琉球は台湾の西南側にある、小さな島です。
超いいです。
マジおすすめです。
このブログページでは
島一周記、
バーや食堂、お店での交流などなどをご紹介です。
島一周。
夕日が綺麗に見えるスポットで腰を下ろしてただ時間が過ぎるのを楽しむ。
日本にいると、なかなかこういうチャンスがない。
あ~沈んでいく…
今日という日が終わる…
「今日」という日は終わるが、「今日の夜」はこれから始まる。
宿のすぐ目の前にあるバー。
いい感じなので覗いてみる。
台湾人観光客もひっきりなしに入ってきていました。
立地はいいし、雰囲気いいし、人気の店らしい
ずらりと並ぶクラフトビール
全て24節気から名前を取っているという、季節限定な贅沢ビール
僕は「極良」なるものを頼む
TWD140
ゴクリ!!
むむ!!
うまいぞ!!極良だ!!
バイトのお姉さん
「あしたはどうするの」
「ダイビングしてから、霧台に行こうと思ってんだけど、迷ってる。行き方わからないし、バスの本数があんまりないみたいだし」
「あら、霧台。いいねぇ… ちょっと待って。調べてみる」
と、ネットでバスの時刻表を見てくれるお姉さん。
「霧台行ったことある?」と聞くと
「ないわ。私も屏東が実家だから行く気になればすぐ行けるんだけど…
台湾人もそうそう行く場所じゃないと思う。
でも外国人が行けば楽しい場所だと思う!」とオススメしてくれる。
台湾の紹介ページ:台湾でもちゅうもくされているのがわかります
春遊去哪?上霧台賞櫻花 三地門原味市集路過別錯過 | 高屏離島 | 地方 | 聯合新聞網
「1日3本しかないみたい。ここを1時に出ないと間に合わないかな」とお姉さん。
メモして渡してくれた。
「あした11時からダイビングなんだ」
というと
「そうなると、微妙ねえ。そうなるとタクシーしかないわね。屏東まではバスあるだろうから、屏東からタクシーにしたら?」と
いろいろアドバイスしてくれた。
そして最後のアドバイス
「最終手段はこれよ」と
親指を立てて見せた。
ヒッチハイクか!!
バイトのお姉さん(右)と店長代理(左)さん
店長さんは旅行中らしい。代理店長さんはそのお姉さん。
代理店長さんは
「小琉球の観光がさかんになったのはここ5年くらいのことじゃないかしら。ダイビングで亀が見れることがわかってから、観光客が増えだしたわ」と教えてくれた。
そうか。そんな最近のことなのか。
お二人とも、いろいろ教えてくれてありがとう。
そして、酔ってビール瓶割っちゃってごめんなさい。
「ごめんなさい」と言ったら
店長代理さんは
「很正常」と2回言ってくれた。
僕はこの一言を
「それでこそ正統な酔っ払い」と訳すことにした。
ビールを2本のんだらすっかり酔っぱらった。
時間はまもなく10時。
超腹減ってるのに、食堂は閉まる時間。
やばい。
街に出ると、どこも閉まってしまっている。
ここも。あそこも。じゃああっちは??
やっぱり閉まってる!!
やばい。腹減ったぞ!!旅行中はいつも以上に腹が減るのだ!!
やばい!これじゃ寝れない!
と、焦り始めた頃に、いい感じのにいちゃんの店を発見。
「まだいい?」と聞くと
「もちろん」とにっこり。
やったぜ!!サンキュー兄ちゃん!!
何がいいかな。
結局ハマグリスープ。
飲んだ後だけに、めちゃくちゃウマい。
貝の風味と生姜が溶け込んだスープがたまらない。
これを毎食飲めるだけでも、台湾きたかいあるわ!と思えちゃうんだよね。
あんまりゴクゴクいきすぎて口の中ヤケドして、皮がベロベロむけちゃった。
僕がアチアチしている間、店の兄ちゃんは、厨房でジャッジャッ続けていた。
店内においしい音が響き渡る。
チャーハンと野菜の炒めもの。記録によると3品でTWD160≒650円。ホントかな…
安定のウマさ。
「この野菜なに?」ときくと
兄ちゃんは
「ディーグワツァイ!」と教えてくれた。
ディーグワツァイ?聞いたことないわ。
「ディーグワツァイって何?」と聞くと…
スマホで調べて見せてくれた。
お~親切!!
ありがとう
「サツマイモの葉」か~
「サツマイモの葉って食べられるんだんね~。知らなかったよ」とムシャムシャ食べながら聞くと
「僕が小さい頃は食べなかったけどね。数年前から、体にいいと人気になってきたんだ」と教えてくれる。
「へー。お兄さんおいくつ?」
「37だよ。1981年生まれ」
「じゃあ俺と一緒だね」
「日本から来たの?」
「そうです」と答えた。
もっと何か聞きたいけど何を聞いたらいいかわからない、という感じでずっと微笑んでいてくれた。
お腹いっぱいにしてくれてありがとね!
うまかったよ!
宿に戻って一休みしていると、男性が話しかけてくれた。
「日本人の方ですか?私も以前日本にいまして…」
ダイビングのために台中からいらしたそうです。
「これからどうするんですか?」
「あした霧台に行こうかと思っていて」
「霧台か~!!いいですね!!私も行ったことないですよ!!」
霧台に行ったことがある、という台湾人はそれほど多くないのかも。
彼はさらに
「その後はどうするんですか?」と聞いてくる。
「最後は桃園に泊まるか、新竹にするか迷っています」と答えると
「新竹はいい街ですよ!!」と、新竹についていろいろとアドバイスをくれた。
彼はまだもうちょっと話したがってた気もするけど、ワタクシもうすっかり疲れてしまっていて…先に休ませてもらいます…とおやすみさせていただきました。
ありがとうございました!!
翌日、宿からもらったチケットで、向かいの食堂へ。
地元の人もたくさん来る、人気の店のようだ。
こういう店は決して期待を裏切らない。
ひっきりなしに料理している。
TWD50≒200円のチケットで買えるもの。
台湾式サンドイッチと紅茶。
うまかった。
台湾は本当に何食べてもウマい。
どうなってんだ。
ダイビングに必要な水着を買いに雑貨屋さんへ。
安い水着とサンダルを探しているというと、店のおばちゃんがあれこれ世話を焼いてくれる。
「どこの省の人?」と質問してくる。
「日本人です」と答えると
「そういうことか~!!大陸の喋りな気はしたけど、なんか方言にしてはちょっと聞いたことない感じだし!!」
「大陸で学んだ中国語なんです」
「なるほど、そういうことね。小琉球は旅行で?」となんやかんや世間話をする。
娘さんが2人いること、その1人が台北にいること、親戚が福岡にいること。陥没した場所のすぐ近くにマンションを持っていること、などなど、いろいろ教えてくれた。
「博多駅のすぐ近くのマンションの価格が〇〇なのに、台湾で〇〇では何も買えないわ!!どうなってるのよ!!」
と、怒っていた。(すぐに書かないと忘れちゃうんだなぁ)
「大陸の人たちが投資で買い漁っているんじゃないんですか?」
なんて話をしているうちに、少しずつ、2人の娘との関係がうまくいってないこと、でも旦那と娘の関係は良好なこと、ちょっぴり孤独感を感じていることなども伝わってきた…
親しくなってきたところで一言
「もっと安くしてください」と頼むと
「かー!!あなたは言葉だけでなくてマインドまで中国人を学んでるのね!!」と嫌味を受けたが、安くしてくれた。
最後記念に旦那さんとパチリ。
水泳パンツとサンダルで、TWD400≒1600円。
日本で水着持っていくか迷ったんだよな。
ダイビングの準備も済んだし、時間まで電動バイクで街を散策。
かっこいい。
漆喰で丸み。おしゃれの王道か。
ディズニーの世界みたいだ。
同じ経営者のホテルだろうか。
こうした建物が、3軒ほどあった。
もしかして、これはあの「アースバック工法」か?
ちゃんと泊まれるホテルらしい。
ブッキングドットコムに載っていた。
台湾人のご一行
撮影の女性が
「はいこっち見て!よそ見しないで!!」と苦戦していた
小学生の団体かな
きのうバーの姉さんが「亀で観光化に成功した」って言ってたな。
だからこういう「ザ・カメ!!」みたない店があるのか。
午前、この店は閉まっていた。全体的に午前からやってみる店は多くない。
ここも小琉球の観光スポットらしい。
台湾人の団体さんがシュノーケルを楽しんでいた。
カラフルな港。
続く
なかなか潜らなくてごめんなさい
2018年10月