いろいろディープに台湾旅行記〜台湾の人も料理も文化も大好きでたまらない人間の場合〜

台湾の野菜炒めとビール、そして優しい人々‼中国語を使うことで、さらに楽しんできました

激ウマの台南、街ブラひとり旅①

10月の台南旅行記です。<br /><br />無計画の行き当たりばったり旅でしたが、<br /><br />街ブラはとても楽しく、<br /><br />行く店行く店、激ウマのお店ばかりでした。<br /><br /><br />この後、財布を落とすことになるとは知らず、満喫しました。<br /><br />「台南で財布を落とした結果」はこちらをどうぞ↓<br />https://4travel.jp/travelogue/11431825

 2018年10月の台南旅行記です。

無計画の行き当たりばったり旅でしたが、

街ブラはとても楽しく、

行く店行く店、激ウマのお店ばかりでした。


この後、財布を落とすことになるとは知らず、満喫しました。

「台南で財布を落とした結果」はこちらをどうぞ

 

 

台湾2日目。<br /><br />さあ、桃園から台南へ!!

 

台湾2日目。

さあ、桃園から台南へ!!

桃園駅 

 

この数日前に事故が起きたプユマ号。<br /><br />待っている台湾人が<br />「プユマ号って大丈夫なの??」<br />「俺が知るかよ!!」と<br /><br />冗談を言い合っているのが聞こえる。<br /><br />だよね、だよね。俺もそう思うよ!!

 

この数日前に事故が起きたプユマ号。

待っている台湾人が
「プユマ号って大丈夫なの??」
「俺が知るかよ!!」と

冗談を言い合っているのが聞こえる。

だよね、だよね。俺もそう思うよ!!

 

 

 

桃園から台南。

2時間半で671元≒2400円。

価格と移動時間は反比例するらしい。

この映像、これまで何度撮ったことか。<br /><br /><br />「ふるさとや行楽地で過ごした人たちの帰省ラッシュが続いています」<br /><br />毎年正月とお盆の最低2回は書いていました。<br /><br />そらんじられます。

 

この映像、これまで何度撮ったことか。


「ふるさとや行楽地で過ごした人たちの帰省ラッシュが続いています」

毎年正月とお盆の最低2回は書いていました。

そらんじられます。

プユマ号、山形新幹線そっくり。

 

プユマ号、山形新幹線そっくり。

台湾はどこもクーラーが効き過ぎている。<br /><br />乗って数分で、寒い。

 

台湾はどこもクーラーが効き過ぎている。

乗って数分で、寒い。

予定時刻通り

 

予定時刻通り

正面に見えているのが台南駅。<br /><br />日本統治時代の、東京駅風のイカす建物、なんですが。

        地図を見る

正面に見えているのが台南駅。

日本統治時代の、東京駅風のイカす建物、なんですが。

台南駅

台南駅を降りてすぐの広場<br /><br />YouTuberかな。<br /><br />迷いのなく突き抜けている感じで撮影していて、格好良かった。<br /><br />なぜか、ライバル心が燃えた。

 

台南駅を降りてすぐの広場

YouTuberかな。

迷いのなく突き抜けている感じで撮影していて、格好良かった。

なぜか、ライバル心が燃えた。

公共の貸し自転車。<br /><br />台北にもあるようだが、台南では、T-BIKEという。<br /><br /><br />全自動で貸し借りができるシステムらしい。<br /><br />使い方を確認するため、駅前のインフォメーションに立ち寄って聞いてみた。<br /><br />気のいいおばちゃん2人が対応してくれる。<br /><br />「親切したくてしたくてウズウズしてくれるおばちゃん」オーラがまぶしい。<br /><br /><br />「貸し自転車に乗りたいんですがどうやればいいの?」と聞くと<br /><br />おばちゃんAは<br />「悠遊カード(日本でいう「SUICA」を)かざすだけよ」とにっこり。<br /><br />「悠遊カード、持っていないんです」<br /><br />すると、おばちゃんAは、突如あたふたしだす。<br /><br />そして、おばちゃんBに聞く。<br /><br />ここから台湾語になるので、僕は全く聞き取れなくなるが、<br />おばちゃんBも確信がないのは、見てて伝わってくる。<br /><br />1人が何か発言すると、もう1人が否定する、という感じだ。<br /><br />教えてもらえる見込みの低いことがわかったので<br />「じゃあ、自分で何とかやってみます」<br /><br />すると、おばちゃんAもおばちゃんBも<br />「待て待て」と<br />出ようとする僕を制する。<br /><br />「ここで帰しては台湾観光局の名がスタル!!」とばかりだ。<br /><br />別に急ぐ予定もない(そもそも何の予定もない)僕は待つことにした。<br /><br />すると、おばちゃんAが電話をし出す。<br /><br />しばらく台湾語でやり取りをした後、<br />「あ~なるほど!!」という感じで頷き<br />パッと明るい表情になった。<br /><br />そして僕に携帯を渡す。<br /><br />「直接話してくれ」という。<br /><br />電話には初老の男性の声がした。<br /><br />日本語だった。<br /><br />「クレジットカードはありますか?あれば大丈夫です」<br /><br />台湾人の訛りがある日本語だった。<br /><br />植民地教育は受けていない人のようだった。<br /><br /><br />なんてことない。<br /><br />クレジットカードがあれば、すぐ借りられるそうだ。<br /><br />なんて便利なんだ。<br /><br />僕はおばちゃんたちにお礼を行って、自転車置き場に向かった。

 

公共の貸し自転車。

 


台北にもあるようだが、台南では、T-BIKEという。


全自動で貸し借りができるシステムらしい。

使い方を確認するため、駅前のインフォメーションに立ち寄って聞いてみた。

気のいいおばちゃん2人が対応してくれる。

「親切したくてしたくてウズウズしてくれるおばちゃん」オーラがまぶしい。


「貸し自転車に乗りたいんですがどうやればいいの?」と聞くと

おばちゃんAは
「悠遊カード(日本でいう「SUICA」を)かざすだけよ」とにっこり。

「悠遊カード、持っていないんです」

すると、おばちゃんAは、突如あたふたしだす。

そして、おばちゃんBに聞く。

ここから台湾語になるので、僕は全く聞き取れなくなるが、
おばちゃんBも確信がないのは、見てて伝わってくる。

1人が何か発言すると、もう1人が否定する、という感じだ。

教えてもらえる見込みの低いことがわかったので
「じゃあ、自分で何とかやってみます」

すると、おばちゃんAもおばちゃんBも
「待て待て」と
出ようとする僕を制する。

「ここで帰しては台湾観光局の名がスタル!!」とばかりだ。

別に急ぐ予定もない(そもそも何の予定もない)僕は待つことにした。

すると、おばちゃんAが電話をし出す。

しばらく台湾語でやり取りをした後、
「あ~なるほど!!」という感じで頷き
パッと明るい表情になった。

そして僕に携帯を渡す。

「直接話してくれ」という。

電話には初老の男性の声がした。

日本語だった。

「クレジットカードはありますか?あれば大丈夫です」

台湾人の訛りがある日本語だった。

植民地教育は受けていない人のようだった。


なんてことない。

クレジットカードがあれば、すぐ借りられるそうだ。

なんて便利なんだ。

僕はおばちゃんたちにお礼を行って、自転車置き場に向かった。

なるほど、この機械にクレジットカードを読み込ませるのか。<br /><br />画面では、日本語を選べた。

 

なるほど、この機械にクレジットカードを読み込ませるのか。

画面では、日本語を選べた。

「成功路」を西へ。<br /><br />自転車で走行しながら撮影してみる。<br /><br />現地に溶け込んだ感覚になって楽しい。

 

「成功路」を西へ。

自転車で走行しながら撮影してみる。

現地に溶け込んだ感覚になって楽しい。

駅前の通り(成功路)を直進すると、<br />ほどなくしてドリンクスタンド的なお店を見つけた。<br /><br />「栄興フルーツ店」<br /><br />台湾旅行の楽しみの一つ、フレッシュジュース。<br /><br />さあ、何飲もうかな。

 

駅前の通り(成功路)を直進すると、
ほどなくしてドリンクスタンド的なお店を見つけた。

「栄興フルーツ店」
さあ、何飲もうかな。

パパイアジュースにした。<br /><br />60元≒240円。

 

パパイアジュースにした。

60元≒240円。

 

お店のおばちゃん。<br /><br />「撮らせて」というと<br /><br />「あらいやよ」と店の奥に逃げ込む。<br /><br />僕はカメラを構えてまま待つ。<br /><br />おばちゃんがこっちを見る!!<br /><br />パチリ!!<br /><br />一眼レフカメラを買って数日。<br /><br />テレビのカメラと感覚が違う。<br /><br />ピントが合わない。<br /><br />ま、いっか。<br /><br /><br />女性が〝うれしそうに「あらいやよ」〟というのは<br />「恥ずかしいけどぜひ撮って」だと僕は解釈しています…<br /><br />ここで言葉通り引き下がっていると<br />山形ではなかなかインタビューを撮れなかったりするのです…<br /><br />強引がいいときがあるのです…<br /><br />でも僕は、強引が多すぎた気もします…

 

お店のおばちゃん。

「撮らせて」というと

「あらいやよ」と店の奥に逃げ込む。

僕はカメラを構えてまま待つ。

おばちゃんがこっちを見る!!

パチリ!!

一眼レフカメラを買って数日。

テレビのカメラと感覚が違う。

ピントが合わない。

ま、いっか。


女性が〝うれしそうに「あらいやよ」〟というのは
「恥ずかしいけどぜひ撮って」だと僕は解釈しています…

ここで言葉通り引き下がっていると
山形ではなかなかインタビューを撮れなかったりするのです…

強引がいいときがあるのです…

でも僕は、強引が多すぎた気もします…

ジュースを飲んでいると、常連のおっちゃんが話しかけてきた。<br /><br />「ほう、日本からかい!?ここのジュースは台南で一番おいしいよ!!」と言って去っていった。<br /><br />建設業の方とのこと。<br /><br />台南に来てまだ1時間も経っていないけど、<br /><br />すでに楽しくなる予感。

 

ジュースを飲んでいると、常連のおっちゃんが話しかけてきた。

「ほう、日本からかい!?ここのジュースは台南で一番おいしいよ!!」と言って去っていった。

建設業の方とのこと。

台南に来てまだ1時間も経っていないけど、

すでに楽しくなる予感。

さらに進む。<br /><br />もうすぐお昼。<br /><br />ご飯食べたいと思っていると、1本入った通りでいい感じのお店を発見。<br /><br />地元の人たちで混んでいる。<br /><br />よし、ここにしよう。<br /><br />地元の人で混んでいるお店に、失敗はない。

 

さらに進む。

もうすぐお昼。

ご飯食べたいと思っていると、1本入った通りでいい感じのお店を発見。

地元の人たちで混んでいる。

よし、ここにしよう。

地元の人で混んでいるお店に、失敗はない。

もつ煮込み<br /><br />60元≒240円<br /><br />生姜も効いてて、うまい。

 

もつ煮込み

60元≒240円

生姜も効いてて、うまい。

麺<br /><br />50元≒200円<br /><br />うまい。<br /><br />こういうなんてことのない飯がうまいのが、台湾のいいところ。

 



50元≒200円

うまい。

こういうなんてことのない飯がうまいのが、台湾のいいところ。

僕をずっと眺めていた少年。<br /><br />僕が見ると目をそらす。<br /><br />母親が「どこから来たんだ?日本か?」と聞く。<br /><br />僕が<br />「息子さんを撮っていいか?」と聞くと<br /><br />「Why not?」という表情をしてくれた。<br /><br />でも少年は、母親にカメラを向くよう促されても、聞こえないふりを続けた。<br /><br />そりゃそうだよね<br /><br />強引なおじさんでごめんよ

 

僕をずっと眺めていた少年。

僕が見ると目をそらす。

母親が「どこから来たんだ?日本か?」と聞く。

僕が
「息子さんを撮っていいか?」と聞くと

「Why not?」という表情をしてくれた。

でも少年は、母親にカメラを向くよう促されても、聞こえないふりを続けた。

そりゃそうだよね

強引なおじさんでごめんよ

「明月麺店」というお店らしい。<br /><br />お店には、日本語の格言が吊るされてあった。<br /><br />お店では、おばあちゃんが黙々と料理している。<br /><br />おばあちゃんの経営哲学なんだね、きっと。

 

「明月麺店」というお店らしい。

お店には、日本語の格言が吊るされてあった。

お店では、おばあちゃんが黙々と料理している。

おばあちゃんの経営哲学なんだね、きっと。

そのおばあちゃん。<br /><br />お店をさばく娘さん。<br /><br />「撮らせて」と頼むと、おばあちゃんは拒んだ。<br /><br />娘さんが<br />「いいじゃないの」と母を引っ張り出す。<br /><br />おばあちゃんが<br />「何人だい?」と聞くと<br /><br />娘さんは<br />「日本人(ニップンヌン)よ」と答える。<br /><br /><br />娘に説得され、おばあちゃんは観念したように笑顔を見せてくれた。<br /><br />おいしい料理、ごちそうさまでした。

 

そのおばあちゃん。

お店をさばく娘さん。

「撮らせて」と頼むと、おばあちゃんは拒んだ。

娘さんが
「いいじゃないの」と母を引っ張り出す。

おばあちゃんが
「何人だい?」と聞くと

娘さんは
「日本人(ニップンヌン)よ」と答える。


娘に説得され、おばあちゃんは観念したように笑顔を見せてくれた。

おいしい料理、ごちそうさまでした。

お腹も心も満たされて、さらに進むと、市場が見えた。<br /><br />市場大好き。<br /><br />こりゃ見てみなきゃ。

 

お腹も心も満たされて、さらに進むと、市場が見えた。

市場大好き。

こりゃ見てみなきゃ。

果物屋があった。<br /><br />「ここで食べられるものある?」<br />と聞いたら<br /><br />「トマトはどう?」<br /><br />「いいね。じゃあトマト?」<br /><br />「このぐらいでいい?」の瞬間

 

果物屋があった。

「ここで食べられるものある?」
と聞いたら

「トマトはどう?」

「いいね。じゃあトマト?」

「このぐらいでいい?」の瞬間

よく見ると「メロン」の文字。<br /><br />台湾ではよく日本語を見かける。<br /><br />地元で消費される商品にも。<br /><br />日本語はもはや、ブランドなのか?

 

よく見ると「メロン」の文字。

台湾ではよく日本語を見かける。

地元で消費される商品にも。

日本語はもはや、ブランドなのか?

ほっかむりが「産直感」を醸し出す。

 

ほっかむりが「産直感」を醸し出す。

さらに進むと中には建物があった。<br /><br />お、餃子包んでる。<br /><br /><br />ここは「鴨母寮市場」という場所らしい。

 

さらに進むと中には建物があった。

お、餃子包んでる。


ここは「鴨母寮市場」という場所らしい。

うまそう。<br /><br />「ここで食べられる?」<br />と聞くと<br /><br />「ここは生餃子を売るだけよ。ここでは調理はしてないわ」とのこと。<br /><br />残念。

 

うまそう。

「ここで食べられる?」
と聞くと

「ここは生餃子を売るだけよ。ここでは調理はしてないわ」とのこと。

残念。

さらに奥に進むと、海産物売り場。<br /><br />もう正午過ぎ。<br /><br />どこも店じまいの準備をしていた。

 

さらに奥に進むと、海産物売り場。

もう正午過ぎ。

どこも店じまいの準備をしていた。

肉屋も多いようだぞ。

 

肉屋も多いようだぞ。

豪快。

 

豪快。

さらに進むと<br /><br />茶器を売る店が。

 

さらに進むと

茶器を売る店が。

これ、なんかいい。

 

これ、なんかいい。

自宅で使えるのを買った。<br /><br />自分用のお土産。<br /><br />4,000円ぐらいのガラスの急須。<br /><br />今、毎日使っています。

 

自宅で使えるのを買った。

自分用のお土産。

4,000円ぐらいのガラスの急須。

今、毎日使っています。

夫婦でパチリ。

 

夫婦でパチリ。

市場に戻ると、多くの店がお供えの準備をしていた。<br /><br />ガイドブックによると、満月の日にこうやるらしい。

 

市場に戻ると、多くの店がお供えの準備をしていた。

ガイドブックによると、満月の日にこうやるらしい。

どうか安らかに。

 

どうか安らかに。

市場を出て、ぶらぶら。<br /><br />おっ!<br /><br />ここにも「手工(手作り)餃子屋」さんが!!

 

市場を出て、ぶらぶら。

おっ!

ここにも「手工(手作り)餃子屋」さんが!!

「調理はしてないよね?」<br />と聞くと<br /><br />おばちゃんは申し訳なさそうに頷いた。

 

「調理はしてないよね?」
と聞くと

おばちゃんは申し訳なさそうに頷いた。

パイナップル屋。<br /><br />うまかった。

 

パイナップル屋。

うまかった。

自撮り若者風景は、日本と同じ。<br /><br />「全球化(グローバル化)」ですね。

 

自撮り若者風景は、日本と同じ。

「全球化(グローバル化)」ですね。

 

 

最後に、蛇足の話を。

桃園~台南のプユマ号での話。


僕の隣は、40代中盤くらいのおばちゃんだった。

少し小太りで、化粧気のない人だった。

のっけから不機嫌そうだった。

今にも「どいつもこいつもまったく…」と呟きそうだった。

僕が席を確認して座ろうとすると、僕を一瞥し、興味なさそうに窓を見た。

「ふん。日本人なんか興味ないわ」という心の声が聞こえてきそうだった(この旅行で僕は、すぐに日本人だと見破られた。すぐに)。

彼女はすぐに、朝食を食べ始めた。

駅構内で売っている寿司だった。

彼女はムシャムシャと食べていた。

ムシャムシャ。

すぐに食べ終わると彼女は、空になったプラスッチクの箱の置き場に困り、さらに不機嫌になったようだった。

僕は全身で彼女の不機嫌オーラを受け止めていた。

逃れようがなかった。

しばらくして、清掃員が来た。

おばちゃんは彼を呼びとめた。

清掃員は、手に持っていたゴミ袋がいっぱいだったのか
「ちょっと後から来ます」と言った。

ブルーカラーらしい、シンプルでぞんざいな態度だった。

おばちゃんは、舌打ちをした。

さらに不機嫌になった。


さらにしばらくすると

売り子がやってきた。

待っていましたとばかり、おばちゃんは
「このゴミを頼む」と渡そうとした。

しかし売り子の姉ちゃんは
「申し訳ございません。今ゴミ袋を持っていないのです。また後で戻ってきます」と
丁寧な言葉遣いで行った。

でも、態度は(日本人的に見ると)それほど丁寧ではなかった。

おばちゃんは、またゴミを引っ込めた。

さらにさらに不機嫌そうになった。ふてくされているように見えた。

ゴミそのものも邪魔だったが、行き場のない怒りがもっと邪魔になっているようにも見えた。

発車5分で空となったプラスッチの箱は、さらに長い時間、このおばちゃんと共にすることとなった。

1時間半ほどが経った。

しかし、売り子の姉ちゃんが戻ってくることはなかった。

忘れたのかもしれなかった。

でも僕には確信犯的に戻ってこないようにも感じた。

売り子の丁寧な言葉遣いと、乾いた声とのギャップが、僕にそんな風に思わせた。

発車から2時間ほどして、今度は車掌が来た。

切符の確認が終わると同時に彼女は、激しく訴えた。

前のめりになったおばちゃんの直訴に、車掌さんは面食らったようだった。

彼女は、
掃除夫と売り子の姉ちゃんとの会話を詳細に説明した後、
未だにこのゴミを取りに来ないのだ、とまくし立てた。

「おかげでずっとここにゴミを置いているのよ!!」

そして言った。

「是不是這種服務好奇怪!!(このサービスちょっとおかしくないですか??)」

僕は感動した。

こんなに怒っているのに、こんなに遠回しな表現!!

怖そうなおばちゃんがまくし立ているクレームさえも、婉曲風になるのか…

台湾人の中国語、恐るべし。

大陸の中国語とは似て非なるもの。


降りるとき僕は、彼女と一緒に撮りたくて、カメラを取り出した。

瞬間、彼女は僕を睨んだ。

「キッ」という音が聞こえてきそうだった。

僕は怖くて「撮らせて」と言えないまま、持ち上げたカメラの行き場を失い、素知らぬ顔で自分のリュックを撮った。

ブレが僕の動揺を物語っている。

最後に、蛇足の話を。<br /><br />桃園~台南のプユマ号での話。<br /><br /><br />僕の隣は、40代中盤くらいのおばちゃんだった。<br /><br />少し小太りで、化粧気のない人だった。<br /><br />のっけから不機嫌そうだった。<br /><br />今にも「どいつもこいつもまったく…」と呟きそうだった。<br /><br />僕が席を確認して座ろうとすると、僕を一瞥し、興味なさそうに窓を見た。<br /><br />「ふん。日本人なんか興味ないわ」という心の声が聞こえてきそうだった(この旅行で僕は、すぐに日本人だと見破られた。すぐに)。<br /><br />彼女はすぐに、朝食を食べ始めた。<br /><br />駅構内で売っている寿司だった。<br /><br />彼女はムシャムシャと食べていた。<br /><br />ムシャムシャ。<br /><br />すぐに食べ終わると彼女は、空になったプラスッチクの箱の置き場に困り、さらに不機嫌になったようだった。<br /><br />僕は全身で彼女の不機嫌オーラを受け止めていた。<br /><br />逃れようがなかった。<br /><br />しばらくして、清掃員が来た。<br /><br />おばちゃんは彼を呼びとめた。<br /><br />清掃員は、手に持っていたゴミ袋がいっぱいだったのか<br />「ちょっと後から来ます」と言った。<br /><br />ブルーカラーらしい、シンプルでぞんざいな態度だった。<br /><br />おばちゃんは、舌打ちをした。<br /><br />さらに不機嫌になった。<br /><br /><br />さらにしばらくすると<br /><br />売り子がやってきた。<br /><br />待っていましたとばかり、おばちゃんは<br />「このゴミを頼む」と渡そうとした。<br /><br />しかし売り子の姉ちゃんは<br />「申し訳ございません。今ゴミ袋を持っていないのです。また後で戻ってきます」と<br />丁寧な言葉遣いで行った。<br /><br />でも、態度は(日本人的に見ると)それほど丁寧ではなかった。<br /><br />おばちゃんは、またゴミを引っ込めた。<br /><br />さらにさらに不機嫌そうになった。ふてくされているように見えた。<br /><br />ゴミそのものも邪魔だったが、行き場のない怒りがもっと邪魔になっているようにも見えた。<br /><br />発車5分で空となったプラスッチの箱は、さらに長い時間、このおばちゃんと共にすることとなった。<br /><br />1時間半ほどが経った。<br /><br />しかし、売り子の姉ちゃんが戻ってくることはなかった。<br /><br />忘れたのかもしれなかった。<br /><br />でも僕には確信犯的に戻ってこないようにも感じた。<br /><br />売り子の丁寧な言葉遣いと、乾いた声とのギャップが、僕にそんな風に思わせた。<br /><br />発車から2時間ほどして、今度は車掌が来た。<br /><br />切符の確認が終わると同時に彼女は、激しく訴えた。<br /><br />前のめりになったおばちゃんの直訴に、車掌さんは面食らったようだった。<br /><br />彼女は、<br />掃除夫と売り子の姉ちゃんとの会話を詳細に説明した後、<br />未だにこのゴミを取りに来ないのだ、とまくし立てた。<br /><br />「おかげでずっとここにゴミを置いているのよ!!」<br /><br />そして言った。<br /><br />「是不是這種服務好奇怪!!(このサービスちょっとおかしくないですか??)」<br /><br />僕は感動した。<br /><br />こんなに怒っているのに、こんなに遠回しな表現!!<br /><br />怖そうなおばちゃんがまくし立ているクレームさえも、婉曲風になるのか…<br /><br />台湾人の中国語、恐るべし。<br /><br />大陸の中国語とは似て非なるもの。<br /><br /><br />降りるとき僕は、彼女と一緒に撮りたくて、カメラを取り出した。<br /><br />瞬間、彼女は僕を睨んだ。<br /><br />「キッ」という音が聞こえてきそうだった。<br /><br />僕は怖くて「撮らせて」と言えないまま、持ち上げたカメラの行き場を失い、素知らぬ顔で自分のリュックを撮った。<br /><br />ブレが僕の動揺を物語っている。

 

 

 

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ここはメルヘンの世界??~霧台~

どうしてこんなにおしゃれなの??どうしてこんなに知られてないの??<br /><br />九份の次は、霧台じゃないか!?<br /><br />そう思わせることがたくさんありました。<br /><br /><br />憧れの地、秘境・霧台へのバスは逃してしまいましたが、ヒッチハイクで無事到着。<br />(https://4travel.jp/travelogue/11433133)<br /><br /><br />原住民・ルカイ族が住む霧台、ホントに美しい。絶対にまた行きたい。<br /><br />きれいすぎる。かっこよすぎる。人もめちゃくちゃ優しい。<br />イノシシだって、普通にうまい。

 

 

どうしてこんなにおしゃれなの??どうしてこんなに知られてないの??

九份の次は、霧台じゃないか!?

そう思わせることがたくさんありました。


憧れの地、秘境・霧台へのバスは逃してしまいましたが、ヒッチハイクで無事到着。

 

 前段記事

台湾ではぜひヒッチハイクを試してほしい~秘境へ向かう旅~

 

 


原住民・ルカイ族が住む霧台、ホントに美しい。絶対にまた行きたい。

きれいすぎる。かっこよすぎる。人もめちゃくちゃ優しい。
イノシシだって、普通にうまい。

 

石造りの集落。<br /><br />なんか、オツですね。

 

石造りの集落。

なんか、オツですね。

これが台湾??<br /><br />と何か不思議な気分になる街並み。

 

これが台湾??

と何か不思議な気分になる街並み。

ワシは、ルカイ族にとって大切な存在だという。

 

ワシは、ルカイ族にとって大切な存在だという。

民宿。<br /><br />超おしゃれ。

イチオシ

民宿。

超おしゃれ。

細部までいきとどいたおしゃれ感。

 

細部までいきとどいたおしゃれ感。

郵便局のポストまでおしゃれ。

 

郵便局のポストまでおしゃれ。

ここがバス停だそうです。<br /><br />他の方のブログでもよく見かける場所。<br /><br />強烈。

 

ここがバス停だそうです。

他の方のブログでもよく見かける場所。

強烈。

さっそく巨大なアートで迎えてくれる。

 

さっそく巨大なアートで迎えてくれる。

「霧台キリスト長老教会」<br /><br />ルカイ族はキリスト教徒なのだそうだ。

 

「霧台キリスト長老教会」

ルカイ族キリスト教徒なのだそうだ。

ここで毎週日曜ミサが行われるという<br /><br />宿の主人は「この教会は、東南アジアで一番デカイんだ」と誇らしげに教えてくれた

 

ここで毎週日曜ミサが行われるという

宿の主人は「この教会は、東南アジアで一番デカイんだ」と誇らしげに教えてくれた

教会でのミサを終えて帰宅する女性。<br /><br />おしゃれ。

 

教会でのミサを終えて帰宅する女性。

おしゃれ。

教会の階段に設けられた手すり的モニュメント。木材をみんなで運んでいる。

 

教会の階段に設けられた手すり的モニュメント。木材をみんなで運んでいる。

迫力ある。

 

迫力ある。

おしゃれさと勇壮さが混在している。

 

おしゃれさと勇壮さが混在している。

なんか、彼らの誇りを感じる。

 

なんか、彼らの誇りを感じる。

魯凱(ルカイ)文物館。<br /><br />宿の主人いわく「モニュメントは一家族が一子相伝。全て同じ人が作っている」と教えてくれた。<br />「この人形もそうだし、民家に飾ってあるのももちろんそうだよ」

 

魯凱(ルカイ)文物館。

宿の主人いわく「モニュメントは一家族が一子相伝。全て同じ人が作っている」と教えてくれた。
「この人形もそうだし、民家に飾ってあるのももちろんそうだよ」

教会から小学校が望める。

 

教会から小学校が望める。

霧台小学校の正門。<br /><br />この柱を眺めながら毎日通学してたら、まちがいなく民族の誇りが埋め込まれそう。<br /><br />宿の向かいにある。<br /><br />

 

霧台小学校の正門。

この柱を眺めながら毎日通学してたら、まちがいなく民族の誇りが埋め込まれそう。

宿の向かいにある。

霧台小学校に入る。<br /><br />およそ100人の児童が通っているとのこと<br /><br />あれ?100人??ずいぶん多いな…<br /><br />校庭では、旅行者の家族が遊んでいた。

 

霧台小学校に入る。

およそ100人の児童が通っているとのこと

あれ?100人??ずいぶん多いな…

校庭では、旅行者の家族が遊んでいた。

「原住民の言葉なども教えている」と聞きぜひ中を見たくなった。<br /><br />でも「教室の見学はご遠慮ください」<br /><br />だよね…

 

「原住民の言葉なども教えている」と聞きぜひ中を見たくなった。

でも「教室の見学はご遠慮ください」

だよね…

小学校では結婚式が終わったばかりだった。<br /><br />新郎新婦の椅子で、子供達が遊んでいた。

 

小学校では結婚式が終わったばかりだった。

新郎新婦の椅子で、子供達が遊んでいた。

外へ。<br /><br />歩いているだけで心地よくなる石畳が続く。

 

外へ。

歩いているだけで心地よくなる石畳が続く。

農作業中のおばちゃん。<br /><br />「撮らせて!!」と頼むとこの笑顔<br /><br />おしゃれだね~

 

農作業中のおばちゃん。

「撮らせて!!」と頼むとこの笑顔

おしゃれだね~

らんかんとかも、いちいちおしゃれ

 

らんかんとかも、いちいちおしゃれ

普通の平屋建ても「オッシャレー」な感じ。すごいねぇ!

 

普通の平屋建ても「オッシャレー」な感じ。すごいねぇ!

民家の屋根にこうしたモニュメントが。カッコイイ

 

民家の屋根にこうしたモニュメントが。カッコイイ

民家の屋根に目をやると…

 

民家の屋根に目をやると…

アンテナまでおしゃれ??すごい!!

 

アンテナまでおしゃれ??すごい!!

この家もか。日本にBSアンテナおしゃれにしちゃお♪なんて人いなくない?<br /><br />美に対する意識の高さ?がマジすごい。

 

この家もか。日本にBSアンテナおしゃれにしちゃお♪なんて人いなくない?

美に対する意識の高さ?がマジすごい。

なんだか通りたくなる路地的階段がそこかしこに。

 

なんだか通りたくなる路地的階段がそこかしこに。

散策していると「民宿」はたびたび見かける。素朴な感じのが多いみたい

 

散策していると「民宿」はたびたび見かける。素朴な感じのが多いみたい

ここも民宿か<br /><br />見かけただけでも十数件あると思う。<br />台湾人のブログを読んでいたら「少なくとも二十以上はあるようだ」とのこと。<br />意外に多いね。

 

ここも民宿か

見かけただけでも十数件あると思う。
台湾人のブログを読んでいたら「少なくとも二十以上はあるようだ」とのこと。
意外に多いね。

それぞれの役割を示しているらしい、けど、詳細を忘れてしまったのが残念

 

それぞれの役割を示しているらしい、けど、詳細を忘れてしまったのが残念

家々にこうしたモニュメントが。勇壮

 

家々にこうしたモニュメントが。勇壮

イノシシを捕獲しテンション上がってる瞬間か。勇ましい。

 

イノシシを捕獲しテンション上がってる瞬間か。勇ましい。

佇むおばあちゃん。おばあちゃん、様になっていますよ!

イチオシ

佇むおばあちゃん。おばあちゃん、様になっていますよ!

あれ?<br />1階の窓のところに何かあるぞ…

 

あれ?
1階の窓のところに何かあるぞ…

イノシシか!!<br /><br />宿の主人によると「牙があるのがオス」だそうだ。<br />「イノシシ」を捕獲できることは、男性としてカッコイイことらしい。<br /><br />この家の主人は「猟師王」的な存在で「めちゃくちゃカッコイイ」ということになるみたいだ。

イチオシ

イノシシか!!

宿の主人によると「牙があるのがオス」だそうだ。
「イノシシ」を捕獲できることは、男性としてカッコイイことらしい。

この家の主人は「猟師王」的な存在で「めちゃくちゃカッコイイ」ということになるみたいだ。

イノシシの牙をたくさん飾っている家には、剥製も。<br />この家の子どもが剥製で遊んでいる。<br /><br />怖くないのが既にすごい。

 

イノシシの牙をたくさん飾っている家には、剥製も。
この家の子どもが剥製で遊んでいる。

怖くないのが既にすごい。

こうやって、腕のいい猟師が育っていくんだね。<br /><br />実際、宿の主人によると「この家の主人は、イノシシ猟のトップ。何度も表彰を受けているんだ」という。

 

こうやって、腕のいい猟師が育っていくんだね。

実際、宿の主人によると「この家の主人は、イノシシ猟のトップ。何度も表彰を受けているんだ」という。

この家の向かいにカフェが。<br /><br />「イノシシ猟師王の小店」。

 

この家の向かいにカフェが。

「イノシシ猟師王の小店」。

このお店のオーナー。おいしいコーヒーを入れてくれる。<br /><br />「おたくは猟師王なんだそうですね」といろいろ聞いていたら、店をほっぽって自宅を案内してくれた。

イチオシ

このお店のオーナー。おいしいコーヒーを入れてくれる。

「おたくは猟師王なんだそうですね」といろいろ聞いていたら、店をほっぽって自宅を案内してくれた。

猟師王のご自宅。<br /><br />メダルだらけ!

 

猟師王のご自宅。

メダルだらけ!

猟師王。<br /><br />百合の花が帽子に何本もあるのは、ものすごいことらしい。<br /><br />この方だけだらしい。

 

猟師王。

百合の花が帽子に何本もあるのは、ものすごいことらしい。

この方だけだらしい。

これだけの百合の花をつけることを許されるのは、ものすごいことらしい。<br /><br />記憶によると、千頭のイノシシ捕獲につき1本の百合だったと思うのですが…

 

これだけの百合の花をつけることを許されるのは、ものすごいことらしい。

記憶によると、千頭のイノシシ捕獲につき1本の百合だったと思うのですが…

イノシシだけでなく、熊もか。すごい。

 

イノシシだけでなく、熊もか。すごい。

庭では、イノシシ肉を燻製していた。<br /><br />「きのう狩ってばかりのだよ」<br /><br />マジか

 

庭では、イノシシ肉を燻製していた。

「きのう狩ってばかりのだよ」

マジか

では、そろそろコーヒーいただきます。<br /><br />待っている間に…

 

では、そろそろコーヒーいただきます。

待っている間に…

コーヒー豆は、お店からすぐのところ栽培している。<br /><br />「初めて豆の栽培しているのを見た」というと<br /><br />オーナーさんはにっこりと笑った。

 

コーヒー豆は、お店からすぐのところ栽培している。

「初めて豆の栽培しているのを見た」というと

オーナーさんはにっこりと笑った。

自家製コーヒー豆、自家焙煎からの自家コーヒー。<br /><br />霧台の美しい風景を見ながら。<br /><br />超ウマい。ウマくないわけがない。

 

自家製コーヒー豆、自家焙煎からの自家コーヒー。

霧台の美しい風景を見ながら。

超ウマい。ウマくないわけがない。

コーヒー飲みながらゆっくりしてると、民族衣装に身を包んだ原住民がバイクを乗り回してるのを眺めることができる。<br /><br />「あ~異国にいるんだなぁ」としみじみ。

 

コーヒー飲みながらゆっくりしてると、民族衣装に身を包んだ原住民がバイクを乗り回してるのを眺めることができる。

「あ~異国にいるんだなぁ」としみじみ。

コーヒーからの「愛玉」<br /><br />愛玉は植物から採れるものらしい。<br /><br />この地域の特産となっていて、観光客を呼び込む大事なツールとなっているみたい。<br /><br />ゼリーだね。甘いソースと絡めて食べると、マジうまい。

 

コーヒーからの「愛玉

愛玉は植物から採れるものらしい。

この地域の特産となっていて、観光客を呼び込む大事なツールとなっているみたい。

ゼリーだね。甘いソースと絡めて食べると、マジうまい。

隣に座っていた女性。<br /><br />「霧台は静かで大好きなの。たまにぶらっと1人で来るの。」と教えてくれた。<br /><br />屏東在住で、レストランのウェイトレスをされているそうです。<br /><br />動画リポートのカメラをお願いしたら、快く引き受けてくれた(動画は後日アップします)。

 

隣に座っていた女性。

「霧台は静かで大好きなの。たまにぶらっと1人で来るの。」と教えてくれた。

屏東在住で、レストランのウェイトレスをされているそうです。

動画リポートのカメラをお願いしたら、快く引き受けてくれた(動画は後日アップします)。

このイノシシの骨を飾る意味がわかると、また違って見える。

 

このイノシシの骨を飾る意味がわかると、また違って見える。

このカフェの通りにあるお店。イノシシ肉を出していた。<br /><br />「このお肉は、あの猟師王から仕入れたの?」と尋ねると<br /><br />「いいえ、うちは養殖したお肉よ」と感じよく答えてくれた。<br /><br />なるほど。養殖か。<br /><br />買い物しないのに撮らせてくれてありがとうございました。

 

このカフェの通りにあるお店。イノシシ肉を出していた。

「このお肉は、あの猟師王から仕入れたの?」と尋ねると

「いいえ、うちは養殖したお肉よ」と感じよく答えてくれた。

なるほど。養殖か。

買い物しないのに撮らせてくれてありがとうございました。

台湾人観光客。<br /><br />「愛玉が一番おいしい店」で有名なところでみんな楽しでました。

 

台湾人観光客。

愛玉が一番おいしい店」で有名なところでみんな楽しでました。

この日は週末ということで、台湾人観光客の姿も目立ちました。<br /><br />「日本からかい?」<br />「そうで~す」

 

この日は週末ということで、台湾人観光客の姿も目立ちました。

「日本からかい?」
「そうで~す」

地域内は場所によってWi-Fiがつながりました。

 

地域内は場所によってWi-Fiがつながりました。

猟師王の家がある集落。

 

猟師王の家がある集落。

段々畑。<br /><br />宿の主人によると「里芋畑」

 

段々畑。

宿の主人によると「里芋畑」

手すりもおしゃれ。

 

手すりもおしゃれ。

宿の主人曰くこうした「石版を使ったのが伝統的な家屋」だそう。<br /><br />地域の特産でもあるらしい。<br /><br />最近は、簡素化のため、石版のさきっちょだけ組ませてる家も多いらしいが、この家は「伝統的な造り」のようだ。

 

宿の主人曰くこうした「石版を使ったのが伝統的な家屋」だそう。

地域の特産でもあるらしい。

最近は、簡素化のため、石版のさきっちょだけ組ませてる家も多いらしいが、この家は「伝統的な造り」のようだ。

あれ?屋根になんかいるぞ

 

あれ?屋根になんかいるぞ

いちいち遊び心があるねぇ<br /><br />楽しませてくれるねぇ

 

いちいち遊び心があるねぇ

楽しませてくれるねぇ

真ん中の模様、いいねぇ

 

真ん中の模様、いいねぇ

手すりもおしゃれ

 

手すりもおしゃれ

石版をネジで打ち込むのも「最近の方法」なんだそうです

 

石版をネジで打ち込むのも「最近の方法」なんだそうです

工事現場には、こうした石版が置かれている。<br /><br />かっこいい。

 

工事現場には、こうした石版が置かれている。

かっこいい。

お庭にモニュメントが。

 

お庭にモニュメントが。

蛇と娘。<br /><br />ルカイ族の伝説に出てくるらしく、モニュメント化されている。<br /><br />宿の主人がせっかく教えてくれたのに、詳細忘れちゃったのが残念。

 

蛇と娘。

ルカイ族の伝説に出てくるらしく、モニュメント化されている。

宿の主人がせっかく教えてくれたのに、詳細忘れちゃったのが残念。

ここにも

 

ここにも

宿の主人曰く「帽子の百合の数はとても大切な意味を持つ」という。<br /><br />捕獲したイノシシの数を示しているという。勇者の証。

 

宿の主人曰く「帽子の百合の数はとても大切な意味を持つ」という。

捕獲したイノシシの数を示しているという。勇者の証。

イノシシは大切な存在らしく、けっこう見かける。

 

イノシシは大切な存在らしく、けっこう見かける。

近くの民家では、おばあちゃんが作業していた。

 

近くの民家では、おばあちゃんが作業していた。

特産の里芋を干してるらしい

 

特産の里芋を干してるらしい

近くにお孫さんがいたので<br /><br />「撮っていいですか」と聞くと<br /><br />「どうぞどうぞ」

 

近くにお孫さんがいたので

「撮っていいですか」と聞くと

「どうぞどうぞ」

里芋だけでなく<br /><br />コーヒー豆も干していました

 

里芋だけでなく

コーヒー豆も干していました

もちろん、自家製だそうです

 

もちろん、自家製だそうです

お孫さんに<br />「ブログにアップするので1枚お願いします」というと<br /><br />「めちゃ恥ずかしいんだけど!」と言われました。

 

お孫さんに
「ブログにアップするので1枚お願いします」というと

「めちゃ恥ずかしいんだけど!」と言われました。

バス停のそばにあるレストラン。<br /><br />名物のイノシシ肉を出してくれる。<br /><br />カラオケもある。

 

バス停のそばにあるレストラン。

名物のイノシシ肉を出してくれる。

カラオケもある。

結婚式の2次会組。<br /><br />めちゃくちゃ盛り上がっていて、ずっとゲラわらいしていて楽しそうだった。

 

結婚式の2次会組。

めちゃくちゃ盛り上がっていて、ずっとゲラわらいしていて楽しそうだった。

ノリノリでした。

 

ノリノリでした。

バス停の前のお店。<br /><br />「イノシシ肉弁当」<br /><br />普通にウマい。牛と豚の中間のような印象。

 

バス停の前のお店。

「イノシシ肉弁当」

普通にウマい。牛と豚の中間のような印象。

奥に何があるんだろ?って思わせてくれる路地

 

奥に何があるんだろ?って思わせてくれる路地

霧がすごい<br /><br />宿のご主人によると、だから「霧台」なのだそうです。

 

 

 宿は、Booking.comで予約した 

参考:

 

霧がすごい

宿のご主人によると、だから「霧台」なのだそうです。

 

宿の主人。<br /><br />ひとり旅ならと、食事中ずっと話に付き合ってくれた。<br /><br />自家製アワ酒で乾杯。

 

宿の主人。

ひとり旅ならと、食事中ずっと話に付き合ってくれた。

自家製アワ酒で乾杯。

イノシシ肉をたっぷり使った鍋的料理。<br /><br />特産の里芋もたっぷりと入っていた。<br /><br />ウマい。

 

イノシシ肉をたっぷり使った鍋的料理。

特産の里芋もたっぷりと入っていた。

ウマい。

帰り際、「記念にどうぞ」と首飾りをプレゼントしてくれました。<br /><br />ありがとうご主人。<br /><br />台湾にいる間、ずっとつけてました。

 

帰り際、「記念にどうぞ」と首飾りをプレゼントしてくれました。

ありがとうご主人。

台湾にいる間、ずっとつけてました。

宿の末っ子。人懐っこい。

 

宿の末っ子。人懐っこい。

つぼの意味を教えてくれる宿のご主人。<br /><br />耳がついていることに意味があるのだそうだ。

 

つぼの意味を教えてくれる宿のご主人。

耳がついていることに意味があるのだそうだ。

でも、詳細は忘れてしまいました…<br /><br />どなたかご存知の方、コメントお願いします!!

 

でも、詳細は忘れてしまいました…

どなたかご存知の方、コメントお願いします!!

撮影に夢中になっている間にまたもバスを逃す<br /><br />帰りもヒッチハイクで。<br />バイクのお兄さん、グッドで返さずに乗せてください!

 

撮影に夢中になっている間にまたもバスを逃す


帰りもヒッチハイクで。
バイクのお兄さん、グッドで返さずに乗せてください!

霧台。いるだけで楽しい気持ちになれる場所でした

            地図を見る

霧台。いるだけで楽しい気持ちになれる場所でした

 

 

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念願の台湾ダイビングはカメだらけ~小琉球~③

小琉球を楽しむ旅、3回目です。<br /><br />読んでいただいている方、表紙が海の中なのになかなか潜らずにすみません…<br /><br /><br />ダイビングインストラクターが経営する宿に泊まったおかげで、ダイビング(装備付き)で1回約4500円だった。<br />(https://stayliuqiu.weebly.com)<br /><br />宿泊者特別価格だそうだ。格安だ。<br /><br />これまで潜った中で1番安いんじゃないかな…<br /><br /><br />安く潜れる、ということもあってか、今晩、宿は満室で、延泊はできないらしい。<br /><br />なら、この1回限りのダイビングになる。<br /><br />よし、楽しもう。<br /><br /><br />これは、午後3時ごろ、宿にチェックインしたときのこと。<br /><br />宿のロビーで作業をしていた女性スタッフが迎えてくれた。<br /><br />宿には小麦色に焼け、タンクトップ姿のハツラツとした人で、いかにも「ダイビング好き!」という風貌だった。<br /><br />荷物を置いて一通り説明を受けると<br />「ダイビングをしたい。ライセンスはPADI」と申し出た。<br />「でもライセンスカードは持ってきていません」<br /><br />カードがないなら無理かな、と半ば諦めていたが<br /><br />「ネットで調べられる」という。<br />「持っているなら大丈夫。後で調べておきます。」<br /><br />「きょうこれからは潜れませんか?」と聞いてみると、女性スタッフが間髪入れずに答える。<br />「いや~きょうはもう無理ですよ。時間が遅すぎます。明日可能か、後でボスに確認しておきます。今は潜っている時間で連絡つかないので返事は夜になります」<br /><br />残念。<br /><br />そりゃそうか。<br /><br />じゃあ島一周でもしようかな。<br /><br /><br />部屋に戻って準備したあとロビーを通ると<br /><br />このスタッフが<br />「あした潜れます。大丈夫です」とのこと。<br /><br />「あれ?返事が早いね。ありがとう」<br /><br />「バイクレンタルしてるの?それなら島のダイビングセンターまで直接来てね」と言われる。<br /><br />「えっ?自分で行くの。車で連れて行くとか、誰かが一緒に行くとかじゃないの?」とたじろぐと<br /><br />「だって連れて行ける人が誰もいないもの」と意に介する様子は全くない。<br /><br />そして続ける。<br /><br />「スマホある?グーグルマップで印付けてあげる!!」と、僕のスマホを受け取ると、集合するダイビングセンターやら観光スポットやらに星をつけていってくれる。<br /><br />一気に説明してくれる。親切なのか乱暴なのかわからない。<br /><br />説明を聞いていて、不思議な気持ちになる。<br /><br />この人が「ダイビング好きの日本人」と言われら、僕は信じていただろう。<br /><br />すごく日本人に見える。<br /><br />日本人も台湾人も、東アジアで顔は基本似ているけど、それでもこの人は日本人に見える。<br /><br />こういう「ダイビング大好き人間」に以前も会ったことがある。<br /><br />そして、元気いっぱいで爽やかに、一方的に物事を進める人も。<br /><br />「性格や好みが似ていると、国境を越えて外見も似るのかもなぁ」とぼんやり考えていると<br /><br />「わかった??」と元気いっぱいに聞かれる。<br /><br />「(それなりに)わかったよ!!ありがとう」とお礼を言うと、彼女はとても満足そうだった。「私がやるべきことはやりきったわ!!」と思っているのが伝わってきた。<br /><br />OK!!これは親切なのだ!!<br /><br /><br /><br />翌日僕は、電動バイクでダイビングセンターに一人で行き、きちんと、曲がり角に気づかずに通り過ぎた。

 

 

琉球を楽しむ旅、3回目です。

読んでいただいている方、表紙が海の中なのになかなか潜らずにすみません…

 

 

 



ダイビングインストラクターが経営する宿に泊まったおかげで、

ダイビング(装備付き)で1回約4500円だった。

参考:

 

 


宿泊者特別価格だそうだ。格安だ。

これまで潜った中で1番安いんじゃないかな…


安く潜れる、ということもあってか、今晩、宿は満室で、延泊はできないらしい。

なら、この1回限りのダイビングになる。

よし、楽しもう。


これは、午後3時ごろ、宿にチェックインしたときのこと。

宿のロビーで作業をしていた女性スタッフが迎えてくれた。

宿には小麦色に焼け、タンクトップ姿のハツラツとした人で、いかにも「ダイビング好き!」という風貌だった。

荷物を置いて一通り説明を受けると
「ダイビングをしたい。ライセンスはPADI」と申し出た。
「でもライセンスカードは持ってきていません」

カードがないなら無理かな、と半ば諦めていたが

「ネットで調べられる」という。
「持っているなら大丈夫。後で調べておきます。」

「きょうこれからは潜れませんか?」と聞いてみると、女性スタッフが間髪入れずに答える。
「いや~きょうはもう無理ですよ。時間が遅すぎます。明日可能か、後でボスに確認しておきます。今は潜っている時間で連絡つかないので返事は夜になります」

残念。

そりゃそうか。

じゃあ島一周でもしようかな。


部屋に戻って準備したあとロビーを通ると

このスタッフが
「あした潜れます。大丈夫です」とのこと。

「あれ?返事が早いね。ありがとう」

「バイクレンタルしてるの?それなら島のダイビングセンターまで直接来てね」と言われる。

「えっ?自分で行くの。車で連れて行くとか、誰かが一緒に行くとかじゃないの?」とたじろぐと

「だって連れて行ける人が誰もいないもの」と意に介する様子は全くない。

そして続ける。

スマホある?グーグルマップで印付けてあげる!!」と、僕のスマホを受け取ると、集合するダイビングセンターやら観光スポットやらに星をつけていってくれる。

一気に説明してくれる。親切なのか乱暴なのかわからない。

説明を聞いていて、不思議な気持ちになる。

この人が「ダイビング好きの日本人」と言われら、僕は信じていただろう。

すごく日本人に見える。

日本人も台湾人も、東アジアで顔は基本似ているけど、それでもこの人は日本人に見える。

こういう「ダイビング大好き人間」に以前も会ったことがある。

そして、元気いっぱいで爽やかに、一方的に物事を進める人も。

「性格や好みが似ていると、国境を越えて外見も似るのかもなぁ」とぼんやり考えていると

「わかった??」と元気いっぱいに聞かれる。

「(それなりに)わかったよ!!ありがとう」とお礼を言うと、彼女はとても満足そうだった。「私がやるべきことはやりきったわ!!」と思っているのが伝わってきた。

OK!!これは親切なのだ!!



翌日僕は、電動バイクでダイビングセンターに一人で行き、きちんと、曲がり角に気づかずに通り過ぎた。

 

 

島内をバイクで走っていると、バイクで一斉に移動する団体さんがたくさんいた。<br /><br />週末だし、数年に一度だというお祭りを見るためだろうか。

 

島内をバイクで走っていると、バイクで一斉に移動する団体さんがたくさんいた。

週末だし、数年に一度だというお祭りを見るためだろうか。

途中で見つけたコーヒー屋さん。<br /><br />なんかこだわっている感がにじみ出ていたので入ってみた。

 

途中で見つけたコーヒー屋さん。

なんかこだわっている感がにじみ出ていたので入ってみた。

この方がやっているらしい。<br /><br />コーヒー1杯TWD50≒200円<br />

 

この方がやっているらしい。

コーヒー1杯TWD50≒200円

これで200円。普通にうまかった<br /><br />地元客とおぼしき人たちがひっきりなしに訪れていた。<br /><br />店の方が<br />「いつものね!?」とか<br />「もうできてるわ」とか言いながら<br /><br />みんな、自分の仕事の話やら何やら少し世間話して去っていく。

 

これで200円。普通にうまかった

地元客とおぼしき人たちがひっきりなしに訪れていた。

店の方が
「いつものね!?」とか
「もうできてるわ」とか言いながら

みんな、自分の仕事の話やら何やら少し世間話して去っていく。

 

 

買ったばかりの水泳パンツ(最安だったショートバージョン)でダイビングに向かう。<br /><br />やけに短い水泳パンツを履いた毛深いおっさんがさっそうと街を走る。<br /><br />少し道に迷う。

 

買ったばかりの水泳パンツ(最安だったショートバージョン)でダイビングに向かう。

やけに短い水泳パンツを履いた毛深いおっさんがさっそうと街を走る。

少し道に迷う。

ダイビングセンターに無事到着。<br /><br />すでに潜った人たちもちらほら。<br /><br />上がってきた人はなぜかみんな表情が硬い。<br /><br />海が荒れてるのかな。

 

ダイビングセンターに無事到着。

すでに潜った人たちもちらほら。

上がってきた人はなぜかみんな表情が硬い。

海が荒れてるのかな。

やけに短いパンツを履いていると、同じような短さの仲間を発見した。<br /><br />心強い!!

 

やけに短いパンツを履いていると、同じような短さの仲間を発見した。

心強い!!

いざ潜る。<br /><br />インストラクターと1対1。<br /><br />「5年ぶりに潜る」といったら、インストラクターは丁寧にひとつひとつ教えてくれた。<br /><br />透明度はそれほど高くない日だったらしいけど、それでも十分楽しめた。<br /><br />ウミガメ、近い。大きい。<br /><br />ゆったりしてる。優雅。<br /><br />初めてフィジーでダイビングしたとき、亀が悠然と泳いでいるのを見ていたく感動したけど、まさかこんなに近くで見れるとは思わなかった。

 

いざ潜る。

インストラクターと1対1。

「5年ぶりに潜る」といったら、インストラクターは丁寧にひとつひとつ教えてくれた。

透明度はそれほど高くない日だったらしいけど、それでも十分楽しめた。

ウミガメ、近い。大きい。

ゆったりしてる。優雅。

初めてフィジーでダイビングしたとき、亀が悠然と泳いでいるのを見ていたく感動したけど、まさかこんなに近くで見れるとは思わなかった。

インストラクター(前)と私。<br /><br />潜る前「触っちゃいけない」と言われていたが「まさか触れる距離にいけないでしょ」と思っていたが・・・<br /><br />波が強かったらしく、最後は酔って気持ち悪くなった。<br /><br />酸素を吸うやつをくわえていると、おえっってなる。<br /><br />まだ十数本しか潜ってないけど、ダイビングもそろそろ潮時かもなぁ。

 

インストラクター(前)と私。

潜る前「触っちゃいけない」と言われていたが「まさか触れる距離にいけないでしょ」と思っていたが・・・

波が強かったらしく、最後は酔って気持ち悪くなった。

酸素を吸うやつをくわえていると、おえっってなる。

まだ十数本しか潜ってないけど、ダイビングもそろそろ潮時かもなぁ。

宿に戻っていろいろと教えてくれたスタッフと。<br /><br />すごい「ダイビングすきそう」な感じが出てるなぁと思った。<br /><br />元気ハツラツな方でした。

 

宿に戻っていろいろと教えてくれたスタッフと。

すごい「ダイビングすきそう」な感じが出てるなぁと思った。

元気ハツラツな方でした。

インストラクターと。<br /><br />できの悪い日本人客にも丁寧に教えてくれた、プロ意識のある我慢強い方でした。

 

インストラクターと。

できの悪い日本人客にも丁寧に教えてくれた、プロ意識のある我慢強い方でした。

フェリーに乗る前に腹ごしらえ。<br /><br />宿の目の前の食堂で。<br /><br />頼んだのは…

 

フェリーに乗る前に腹ごしらえ。

宿の目の前の食堂で。

頼んだのは…

幅広の麺に、もやしとひき肉がのったやつ。<br /><br />TWD50≒200円<br /><br />ウマい。こういう庶民料理が本当にウマい。

 

幅広の麺に、もやしとひき肉がのったやつ。

TWD50≒200円

ウマい。こういう庶民料理が本当にウマい。

魚肉団子と野菜のスープ。<br /><br />TWD30≒120円<br /><br />ダイビング後にはたまりません。

 

魚肉団子と野菜のスープ。

TWD30≒120円

ダイビング後にはたまりません。

奥に見えるレタスっぽい野菜の炒め物もTWD30≒120円<br /><br />3品しめてTWD110≒440円<br /><br />大満足です。<br /><br />離島だけど高くない。普通の値段だと感じた。<br /><br />高雄からフェリー乗り場まで一緒だった住民によると<br />「今は島内で野菜も作れる」んだとか。

 

奥に見えるレタスっぽい野菜の炒め物もTWD30≒120円

3品しめてTWD110≒440円

大満足です。

離島だけど高くない。普通の値段だと感じた。

高雄からフェリー乗り場まで一緒だった住民によると
「今は島内で野菜も作れる」んだとか。

調理のお姉さんと配膳スタッフ。<br /><br />調理のお姉さんに、<br />「地元が小琉球ですか?」<br />「そうよ」と教えてくれた。<br /><br />「高雄でアパレル系で働いていたけど、地元の小琉球が最近観光地化してきて仕事があるというので戻ってきたの」と教えてくれた。<br /><br />詳しいことは忘れてしまったけど、島には小学か中学までしかないから、進学で必ず島を出ることになるのだそうだ

 

調理のお姉さんと配膳スタッフ。

調理のお姉さんに、
「地元が小琉球ですか?」
「そうよ」と教えてくれた。

「高雄でアパレル系で働いていたけど、地元の小琉球が最近観光地化してきて仕事があるというので戻ってきたの」と教えてくれた。

詳しいことは忘れてしまったけど、島には小学か中学までしかないから、進学で必ず島を出ることになるのだそうだ

またフェリーで戻ります。<br /><br />小琉球。東港から20分。思った以上に「近い」感覚。<br /><br />名前がまずいい。無条件で愛着がわく感じ。<br /><br />有意義な1泊2日でした。楽しかった。

 

またフェリーで戻ります。

琉球。東港から20分。思った以上に「近い」感覚。

名前がまずいい。無条件で愛着がわく感じ。

有意義な1泊2日でした。楽しかった。

東港に到着。<br /><br />フェリー乗り場ではタクシーの運転手や客引きがたむろ。<br /><br />「霧台までいきたい」というとそれなりの金額なのであきらめました。

 

東港に到着。

フェリー乗り場ではタクシーの運転手や客引きがたむろ。

「霧台までいきたい」というとそれなりの金額なのであきらめました。

こういう南国っぽい風景、大好きなのでパチリ

 

こういう南国っぽい風景、大好きなのでパチリ

 

さあ、霧台までどうやっていこう。

バスはない、

ヒッチハイクかかな

 

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 参考:D10 地球の歩き方 台湾 2019~2020

 

 

念願の台湾ダイビングはカメだらけ②~夕日がすばらしいしビールも料理もうまいし人も優しい小琉球~

小琉球ダイビング旅の②です。<br /><br />島一周記、<br /><br />バーや食堂、お店での交流などなどです。<br /><br />https://tour.his-j.com/ct/search/02A_10/ASI/TWN/

小琉球ダイビング旅の②です。

前段記事;念願の台湾ダイビングはカメだらけ~小琉球~①

小琉球は台湾の西南側にある、小さな島です。

 

 

f:id:kokotoriri:20200129003856j:plain

琉球の場所

 

超いいです。

マジおすすめです。


このブログページでは

島一周記、

バーや食堂、お店での交流などなどをご紹介です。

 

 

島一周。<br /><br />夕日が綺麗に見えるスポットで腰を下ろしてただ時間が過ぎるのを楽しむ。<br /><br />日本にいると、なかなかこういうチャンスがない。

 

島一周。

夕日が綺麗に見えるスポットで腰を下ろしてただ時間が過ぎるのを楽しむ。

日本にいると、なかなかこういうチャンスがない。

あ~沈んでいく…<br /><br />今日という日が終わる…

 

あ~沈んでいく…

今日という日が終わる…

「今日」という日は終わるが、「今日の夜」はこれから始まる。<br /><br />宿のすぐ目の前にあるバー。<br /><br />いい感じなので覗いてみる。

 

「今日」という日は終わるが、「今日の夜」はこれから始まる。

宿のすぐ目の前にあるバー。

いい感じなので覗いてみる。

 

台湾人観光客もひっきりなしに入ってきていました。

立地はいいし、雰囲気いいし、人気の店らしい

ずらりと並ぶクラフトビール<br /><br />全て24節気から名前を取っているという、季節限定な贅沢ビール

 

ずらりと並ぶクラフトビール

全て24節気から名前を取っているという、季節限定な贅沢ビール

 

 

僕は「極良」なるものを頼む
TWD140

ゴクリ!!

むむ!!

うまいぞ!!極良だ!!

バイトのお姉さん<br /><br />「あしたはどうするの」<br /><br />「ダイビングしてから、霧台に行こうと思ってんだけど、迷ってる。行き方わからないし、バスの本数があんまりないみたいだし」<br /><br />「あら、霧台。いいねぇ… ちょっと待って。調べてみる」<br />と、ネットでバスの時刻表を見てくれるお姉さん。<br /><br />「霧台行ったことある?」と聞くと<br /><br />「ないわ。私も屏東が実家だから行く気になればすぐ行けるんだけど…<br />台湾人もそうそう行く場所じゃないと思う。<br />でも外国人が行けば楽しい場所だと思う!」とオススメしてくれる。

 

バイトのお姉さん

「あしたはどうするの」

「ダイビングしてから、霧台に行こうと思ってんだけど、迷ってる。行き方わからないし、バスの本数があんまりないみたいだし」

「あら、霧台。いいねぇ… ちょっと待って。調べてみる」
と、ネットでバスの時刻表を見てくれるお姉さん。

「霧台行ったことある?」と聞くと

「ないわ。私も屏東が実家だから行く気になればすぐ行けるんだけど…
台湾人もそうそう行く場所じゃないと思う。
でも外国人が行けば楽しい場所だと思う!」とオススメしてくれる。

 

台湾の紹介ページ:台湾でもちゅうもくされているのがわかります

春遊去哪?上霧台賞櫻花 三地門原味市集路過別錯過 | 高屏離島 | 地方 | 聯合新聞網

 

「1日3本しかないみたい。ここを1時に出ないと間に合わないかな」とお姉さん。
メモして渡してくれた。

 

f:id:kokotoriri:20200129003415j:plain

手書きのメモを渡してくれた


「あした11時からダイビングなんだ」
というと
「そうなると、微妙ねえ。そうなるとタクシーしかないわね。屏東まではバスあるだろうから、屏東からタクシーにしたら?」と
いろいろアドバイスしてくれた。

そして最後のアドバイス
「最終手段はこれよ」と
親指を立てて見せた。

ヒッチハイクか!!

 

バイトのお姉さん(右)と店長代理(左)さん

店長さんは旅行中らしい。代理店長さんはそのお姉さん。

代理店長さんは
「小琉球の観光がさかんになったのはここ5年くらいのことじゃないかしら。ダイビングで亀が見れることがわかってから、観光客が増えだしたわ」と教えてくれた。

そうか。そんな最近のことなのか。

お二人とも、いろいろ教えてくれてありがとう。

そして、酔ってビール瓶割っちゃってごめんなさい。

「ごめんなさい」と言ったら

店長代理さんは
「很正常」と2回言ってくれた。

僕はこの一言を
「それでこそ正統な酔っ払い」と訳すことにした。

ビールを2本のんだらすっかり酔っぱらった。

時間はまもなく10時。

超腹減ってるのに、食堂は閉まる時間。

やばい。

街に出ると、どこも閉まってしまっている。<br /><br />ここも。あそこも。じゃああっちは??<br /><br />やっぱり閉まってる!!<br /><br />やばい。腹減ったぞ!!旅行中はいつも以上に腹が減るのだ!!<br /><br />やばい!これじゃ寝れない!<br /><br />と、焦り始めた頃に、いい感じのにいちゃんの店を発見。<br /><br />「まだいい?」と聞くと<br /><br />「もちろん」とにっこり。<br /><br />やったぜ!!サンキュー兄ちゃん!!

 

街に出ると、どこも閉まってしまっている。

ここも。あそこも。じゃああっちは??

やっぱり閉まってる!!

やばい。腹減ったぞ!!旅行中はいつも以上に腹が減るのだ!!

やばい!これじゃ寝れない!

と、焦り始めた頃に、いい感じのにいちゃんの店を発見。

「まだいい?」と聞くと

「もちろん」とにっこり。

やったぜ!!サンキュー兄ちゃん!!

何がいいかな。

 

何がいいかな。

結局ハマグリスープ。<br /><br />飲んだ後だけに、めちゃくちゃウマい。<br /><br />貝の風味と生姜が溶け込んだスープがたまらない。<br /><br />これを毎食飲めるだけでも、台湾きたかいあるわ!と思えちゃうんだよね。<br /><br />あんまりゴクゴクいきすぎて口の中ヤケドして、皮がベロベロむけちゃった。

 

結局ハマグリスープ。

飲んだ後だけに、めちゃくちゃウマい。

貝の風味と生姜が溶け込んだスープがたまらない。

これを毎食飲めるだけでも、台湾きたかいあるわ!と思えちゃうんだよね。

あんまりゴクゴクいきすぎて口の中ヤケドして、皮がベロベロむけちゃった。

僕がアチアチしている間、店の兄ちゃんは、厨房でジャッジャッ続けていた。<br /><br />店内においしい音が響き渡る。

 

僕がアチアチしている間、店の兄ちゃんは、厨房でジャッジャッ続けていた。

店内においしい音が響き渡る。

チャーハンと野菜の炒めもの。記録によると3品でTWD160≒650円。ホントかな…<br /><br />安定のウマさ。<br /><br />「この野菜なに?」ときくと<br /><br />兄ちゃんは<br />「ディーグワツァイ!」と教えてくれた。<br /><br />ディーグワツァイ?聞いたことないわ。<br />「ディーグワツァイって何?」と聞くと…

 

チャーハンと野菜の炒めもの。記録によると3品でTWD160≒650円。ホントかな…

安定のウマさ。

「この野菜なに?」ときくと

兄ちゃんは
「ディーグワツァイ!」と教えてくれた。

ディーグワツァイ?聞いたことないわ。
「ディーグワツァイって何?」と聞くと…

スマホで調べて見せてくれた。<br /><br />お~親切!!<br />ありがとう<br /><br />「サツマイモの葉」か~<br /><br />「サツマイモの葉って食べられるんだんね~。知らなかったよ」とムシャムシャ食べながら聞くと<br />「僕が小さい頃は食べなかったけどね。数年前から、体にいいと人気になってきたんだ」と教えてくれる。<br /><br />「へー。お兄さんおいくつ?」<br /><br />「37だよ。1981年生まれ」<br /><br />「じゃあ俺と一緒だね」<br /><br />「日本から来たの?」<br /><br />「そうです」と答えた。<br /><br />もっと何か聞きたいけど何を聞いたらいいかわからない、という感じでずっと微笑んでいてくれた。

 

スマホで調べて見せてくれた。

お~親切!!
ありがとう

「サツマイモの葉」か~

「サツマイモの葉って食べられるんだんね~。知らなかったよ」とムシャムシャ食べながら聞くと
「僕が小さい頃は食べなかったけどね。数年前から、体にいいと人気になってきたんだ」と教えてくれる。

「へー。お兄さんおいくつ?」

「37だよ。1981年生まれ」

「じゃあ俺と一緒だね」

「日本から来たの?」

「そうです」と答えた。

もっと何か聞きたいけど何を聞いたらいいかわからない、という感じでずっと微笑んでいてくれた。

お腹いっぱいにしてくれてありがとね!<br /><br />うまかったよ!

 

お腹いっぱいにしてくれてありがとね!

うまかったよ!

宿に戻って一休みしていると、男性が話しかけてくれた。<br /><br />「日本人の方ですか?私も以前日本にいまして…」<br /><br />ダイビングのために台中からいらしたそうです。<br /><br />「これからどうするんですか?」<br /><br />「あした霧台に行こうかと思っていて」<br /><br />「霧台か~!!いいですね!!私も行ったことないですよ!!」<br /><br />霧台に行ったことがある、という台湾人はそれほど多くないのかも。<br />彼はさらに<br />「その後はどうするんですか?」と聞いてくる。<br /><br />「最後は桃園に泊まるか、新竹にするか迷っています」と答えると<br /><br />「新竹はいい街ですよ!!」と、新竹についていろいろとアドバイスをくれた。<br /><br /><br />彼はまだもうちょっと話したがってた気もするけど、ワタクシもうすっかり疲れてしまっていて…先に休ませてもらいます…とおやすみさせていただきました。<br /><br />ありがとうございました!!

 

宿に戻って一休みしていると、男性が話しかけてくれた。

「日本人の方ですか?私も以前日本にいまして…」

ダイビングのために台中からいらしたそうです。

「これからどうするんですか?」

「あした霧台に行こうかと思っていて」

「霧台か~!!いいですね!!私も行ったことないですよ!!」

霧台に行ったことがある、という台湾人はそれほど多くないのかも。
彼はさらに
「その後はどうするんですか?」と聞いてくる。

「最後は桃園に泊まるか、新竹にするか迷っています」と答えると

「新竹はいい街ですよ!!」と、新竹についていろいろとアドバイスをくれた。


彼はまだもうちょっと話したがってた気もするけど、ワタクシもうすっかり疲れてしまっていて…先に休ませてもらいます…とおやすみさせていただきました。

ありがとうございました!!

翌日、宿からもらったチケットで、向かいの食堂へ。<br /><br />地元の人もたくさん来る、人気の店のようだ。<br /><br />こういう店は決して期待を裏切らない。

 

翌日、宿からもらったチケットで、向かいの食堂へ。

地元の人もたくさん来る、人気の店のようだ。

こういう店は決して期待を裏切らない。

ひっきりなしに料理している。

 

ひっきりなしに料理している。

TWD50≒200円のチケットで買えるもの。<br /><br />台湾式サンドイッチと紅茶。<br /><br />うまかった。<br /><br />台湾は本当に何食べてもウマい。<br /><br />どうなってんだ。

 

TWD50≒200円のチケットで買えるもの。

台湾式サンドイッチと紅茶。

うまかった。

台湾は本当に何食べてもウマい。

どうなってんだ。

ダイビングに必要な水着を買いに雑貨屋さんへ。<br /><br />安い水着とサンダルを探しているというと、店のおばちゃんがあれこれ世話を焼いてくれる。<br /><br />「どこの省の人?」と質問してくる。<br /><br />「日本人です」と答えると<br /><br />「そういうことか~!!大陸の喋りな気はしたけど、なんか方言にしてはちょっと聞いたことない感じだし!!」<br /><br />「大陸で学んだ中国語なんです」<br /><br />「なるほど、そういうことね。小琉球は旅行で?」となんやかんや世間話をする。<br /><br />娘さんが2人いること、その1人が台北にいること、親戚が福岡にいること。陥没した場所のすぐ近くにマンションを持っていること、などなど、いろいろ教えてくれた。<br /><br />「博多駅のすぐ近くのマンションの価格が〇〇なのに、台湾で〇〇では何も買えないわ!!どうなってるのよ!!」<br />と、怒っていた。(すぐに書かないと忘れちゃうんだなぁ)<br /><br />「大陸の人たちが投資で買い漁っているんじゃないんですか?」<br /><br />なんて話をしているうちに、少しずつ、2人の娘との関係がうまくいってないこと、でも旦那と娘の関係は良好なこと、ちょっぴり孤独感を感じていることなども伝わってきた…<br /><br />親しくなってきたところで一言<br />「もっと安くしてください」と頼むと<br /><br />「かー!!あなたは言葉だけでなくてマインドまで中国人を学んでるのね!!」と嫌味を受けたが、安くしてくれた。<br /><br />最後記念に旦那さんとパチリ。

 

ダイビングに必要な水着を買いに雑貨屋さんへ。

安い水着とサンダルを探しているというと、店のおばちゃんがあれこれ世話を焼いてくれる。

「どこの省の人?」と質問してくる。

「日本人です」と答えると

「そういうことか~!!大陸の喋りな気はしたけど、なんか方言にしてはちょっと聞いたことない感じだし!!」

「大陸で学んだ中国語なんです」

「なるほど、そういうことね。小琉球は旅行で?」となんやかんや世間話をする。

娘さんが2人いること、その1人が台北にいること、親戚が福岡にいること。陥没した場所のすぐ近くにマンションを持っていること、などなど、いろいろ教えてくれた。

博多駅のすぐ近くのマンションの価格が〇〇なのに、台湾で〇〇では何も買えないわ!!どうなってるのよ!!」
と、怒っていた。(すぐに書かないと忘れちゃうんだなぁ)

「大陸の人たちが投資で買い漁っているんじゃないんですか?」

なんて話をしているうちに、少しずつ、2人の娘との関係がうまくいってないこと、でも旦那と娘の関係は良好なこと、ちょっぴり孤独感を感じていることなども伝わってきた…

親しくなってきたところで一言
「もっと安くしてください」と頼むと

「かー!!あなたは言葉だけでなくてマインドまで中国人を学んでるのね!!」と嫌味を受けたが、安くしてくれた。

最後記念に旦那さんとパチリ。

水泳パンツとサンダルで、TWD400≒1600円。<br /><br />日本で水着持っていくか迷ったんだよな。

 

水泳パンツとサンダルで、TWD400≒1600円。

日本で水着持っていくか迷ったんだよな。

ダイビングの準備も済んだし、時間まで電動バイクで街を散策。

 

ダイビングの準備も済んだし、時間まで電動バイクで街を散策。

かっこいい。<br /><br />漆喰で丸み。おしゃれの王道か。

 

かっこいい。

漆喰で丸み。おしゃれの王道か。

ディズニーの世界みたいだ。

 

ディズニーの世界みたいだ。

同じ経営者のホテルだろうか。<br /><br />こうした建物が、3軒ほどあった。

 

同じ経営者のホテルだろうか。

こうした建物が、3軒ほどあった。

もしかして、これはあの「アースバック工法」か?

 

もしかして、これはあの「アースバック工法」か?

 

ちゃんと泊まれるホテルらしい。

ブッキングドットコムに載っていた。

 

参考:【Booking.com】世界のホテル割引予約

 

台湾人のご一行<br />撮影の女性が<br />「はいこっち見て!よそ見しないで!!」と苦戦していた<br /><br />小学生の団体かな

 

台湾人のご一行
撮影の女性が
「はいこっち見て!よそ見しないで!!」と苦戦していた

小学生の団体かな

きのうバーの姉さんが「亀で観光化に成功した」って言ってたな。<br /><br />だからこういう「ザ・カメ!!」みたない店があるのか。<br /><br /><br />午前、この店は閉まっていた。全体的に午前からやってみる店は多くない。

 

きのうバーの姉さんが「亀で観光化に成功した」って言ってたな。

だからこういう「ザ・カメ!!」みたない店があるのか。


午前、この店は閉まっていた。全体的に午前からやってみる店は多くない。

ここも小琉球の観光スポットらしい。<br /><br />台湾人の団体さんがシュノーケルを楽しんでいた。

 

ここも小琉球の観光スポットらしい。

台湾人の団体さんがシュノーケルを楽しんでいた。

カラフルな港。

 

カラフルな港。

 

続く

 

なかなか潜らなくてごめんなさい 

 

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2018年10月

 

 

ミスチルコンサート旅@台北・3日目(公演2日目)〜超満足感に浸ったあとはスッポン食べるディープ台北旅〜

ミスチル台湾公演2日目の旅行記です。<br /><br />公演そのものよりも、そのチケットを買うまでが印象深かったです。<br /><br />夜は、「華西街観光夜市」ですっぽん料理でした。

 

 

ミスチル台湾公演2日目の旅行記です。

前段記事:

ミスチルコンサート旅@台北・1日目

ミスチルコンサート旅@台北・2日目(公演1日目)



公演そのものよりも、そのチケットを買うまでが印象深かったです。

夜は、「華西街観光夜市」ですっぽん料理でした。

 

 

ミスチルコンサートの感動覚めやらぬ朝。<br /><br />できたてのおいしい朝食を頬張りながら<br /><br />「やはり今日もコンサート行きたいな」と考える。<br /><br />@スリーピードラゴンホステル

 

ミスチルコンサートの感動覚めやらぬ朝。

できたてのおいしい朝食を頬張りながら

「やはり今日もコンサート行きたいな」と考える。

@スリーピードラゴンホステル

参考:

 

とりあえず、朝食はうまい。<br /><br />幸せ。

 

とりあえず、朝食はうまい。

幸せ。

コンサートのチケットが買えるのかどうか、午後に会場に行ってみることにしよう。<br /><br />そしたら、チェックアウトまでは宿でゆっくりしていよう。<br /><br /><br />明るいロビーで、名作「流」を読む。<br /><br />有料のコーヒーの1杯分だけ料金を払う。<br /><br />台北を舞台にした直木賞作品で、めちゃくちゃ面白い。<br /><br />現在の50代くらいの台湾人男性が主人公。<br /><br />当時の台湾社会が肌で感じられるのがまず面白い。<br /><br />国民党と大陸の共産党との確執も、現地目線でわかってとても新鮮(名著『台湾海峡一九四九』を彷彿とさせるが)。<br /><br />比喩がいちいち大げさなんだけど、その方向性が針の穴を通したみたいにぴったりくるから、全然違和感なく読めて、むしろ独特の世界観に引き込まれていく。<br /><br />そして何より、等身大の主人公がとても魅力的。<br /><br />ページをめくる手が止まらない。<br /><br /><br />宿の主人に頼む。<br />「チェックアウトは先に済ませるから、ロビーにもうちょっと居座らせて」<br /><br />「どうぞどうぞ。ごゆっくり。当日券を買うにはまだ早いものね」

 

コンサートのチケットが買えるのかどうか、午後に会場に行ってみることにしよう。

そしたら、チェックアウトまでは宿でゆっくりしていよう。


明るいロビーで、名作「流」を読む。

有料のコーヒーの1杯分だけ料金を払う。

台北を舞台にした直木賞作品で、めちゃくちゃ面白い。

現在の50代くらいの台湾人男性が主人公。

当時の台湾社会が肌で感じられるのがまず面白い。

国民党と大陸の共産党との確執も、現地目線でわかってとても新鮮(名著『台湾海峡一九四九』を彷彿とさせるが)。

比喩がいちいち大げさなんだけど、その方向性が針の穴を通したみたいにぴったりくるから、全然違和感なく読めて、むしろ独特の世界観に引き込まれていく。

そして何より、等身大の主人公がとても魅力的。

ページをめくる手が止まらない。


宿の主人に頼む。
「チェックアウトは先に済ませるから、ロビーにもうちょっと居座らせて」

「どうぞどうぞ。ごゆっくり。当日券を買うにはまだ早いものね」

12時を過ぎて、バスでコンサートホールへ。

 

12時を過ぎて、バスでコンサートホールへ。

すでにスタッフがいる。<br /><br />「当日券ありますか?」<br /><br />「ええ、あります。1時半に発売場所を発表し、2時から販売開始です」<br /><br />「枚数は?」<br /><br />「それについては公表していません」<br /><br />必要以上の秘密は、人の焦燥感を煽る。<br /><br />僕は、必要以上の秘密は必要以上の不仲を招くことを、山形県警の取材を通して学んでいる。<br /><br />犯人に気づかれずに捜査を進めるには、秘密裏に動くことは必須だ。でも、秘密にしなくてもよいことを秘密にするのは、ネガティブな結果を生むだけだ。<br /><br />OK。<br /><br />彼らは必要以上の秘密を選んだ。<br /><br />受け入れるしかない。<br /><br />こういうときはシンプルに考えるしかない。<br /><br />僕がやれることは1時半の発表を待つだけ。<br /><br /><br />いや、ちょっと待て。<br /><br />今回は最低限しか両替していない。<br /><br />お金足んない。<br /><br />チケットはクレカで買えるのかな…<br /><br />窓口の人に聞いてみると<br />「その公演は、現金だけですね…」<br /><br />マジか。<br /><br />もう銀行もやっていない。<br /><br />キャッシングしなきゃ。<br /><br />「この辺にATMはありますか」<br /><br />「アリーナ内のセブンイレブンにありますよ」<br /><br /><br />お~。さすが台湾。便利だぜ。<br /><br />さっそく向かう。<br /><br />しかし、いざATMの前に立ってみると、<br /><br />…<br /><br />…<br /><br />キャッシングがどれかわからん!!<br /><br />日本のクレカは使えないってことか??<br /><br />いいやもう。<br />銀行を探そう。<br /><br />おっ!<br />道路の向こう側に銀行あんじゃん!!<br /><br />よし!!<br /><br />ATMは誰もいない。<br /><br />慣れない台湾中国語(繁体字)の画面を見ながら操作をする。<br /><br />慣れないけど、なんとかわかる。<br /><br />最後のボタン。<br /><br />よし!!<br /><br />画面に出てきたのは…<br /><br />「取引不成功」<br /><br />???<br /><br />2度やっても同じ結果。<br /><br />なぜだ???<br /><br />諦めて違う銀行を探す。<br /><br />中心部だけあって、歩いているともう1軒見つけた。<br /><br />よし!!ここで決着だ!!<br /><br />今度は<br />「1000元札のみにしますか?100元札もいりますか?」というボタンも出てきた。<br /><br />これならいけそうだ!!<br /><br />と思ったら…<br /><br />やっぱり<br />「取引不成功」<br /><br />マジか…<br /><br />まさかの「台湾ドルをキャッシングできない」という状況か?<br /><br /><br />どういうことだ??<br /><br />なぜキャッシングできない??<br /><br />考えられるのは、外貨両替を扱える銀行と、不可の銀行があるということか。<br /><br />「台湾銀行」じゃないとダメだってことか?<br /><br />むむむ。<br /><br />1時半までもう1時間しかない。<br /><br />いや、ここは台北の中心部だ。<br /><br />近くにきっと「台湾銀行」があるはずだ!!

 

すでにスタッフがいる。

「当日券ありますか?」

「ええ、あります。1時半に発売場所を発表し、2時から販売開始です」

「枚数は?」

「それについては公表していません」

必要以上の秘密は、人の焦燥感を煽る。

僕は、必要以上の秘密は必要以上の不仲を招くことを、山形県警の取材を通して学んでいる。

犯人に気づかれずに捜査を進めるには、秘密裏に動くことは必須だ。でも、秘密にしなくてもよいことを秘密にするのは、ネガティブな結果を生むだけだ。

OK。

彼らは必要以上の秘密を選んだ。

受け入れるしかない。

こういうときはシンプルに考えるしかない。

僕がやれることは1時半の発表を待つだけ。


いや、ちょっと待て。

今回は最低限しか両替していない。

お金足んない。

チケットはクレカで買えるのかな…

窓口の人に聞いてみると
「その公演は、現金だけですね…」

マジか。

もう銀行もやっていない。

キャッシングしなきゃ。

「この辺にATMはありますか」

「アリーナ内のセブンイレブンにありますよ」


お~。さすが台湾。便利だぜ。

さっそく向かう。

しかし、いざATMの前に立ってみると、





キャッシングがどれかわからん!!

日本のクレカは使えないってことか??

いいやもう。
銀行を探そう。

おっ!
道路の向こう側に銀行あんじゃん!!

よし!!

ATMは誰もいない。

慣れない台湾中国語(繁体字)の画面を見ながら操作をする。

慣れないけど、なんとかわかる。

最後のボタン。

よし!!

画面に出てきたのは…

「取引不成功」

???

2度やっても同じ結果。

なぜだ???

諦めて違う銀行を探す。

中心部だけあって、歩いているともう1軒見つけた。

よし!!ここで決着だ!!

今度は
「1000元札のみにしますか?100元札もいりますか?」というボタンも出てきた。

これならいけそうだ!!

と思ったら…

やっぱり
「取引不成功」

マジか…

まさかの「台湾ドルをキャッシングできない」という状況か?


どういうことだ??

なぜキャッシングできない??

考えられるのは、外貨両替を扱える銀行と、不可の銀行があるということか。

台湾銀行」じゃないとダメだってことか?

むむむ。

1時半までもう1時間しかない。

いや、ここは台北の中心部だ。

近くにきっと「台湾銀行」があるはずだ!!

日差しを避けながら、しばらく歩くとまた新たな銀行を見つける。<br /><br />いろんな銀行がしのぎを削っているのか?<br /><br />一応入ってみると、「外貨」の文字。<br /><br />よし!!ここだ!!<br /><br />やはり無人のATMで操作する。<br /><br />台湾中国語(繁体字)の画面も、もう慣れたもんだぜ!!<br /><br />そして…

 

日差しを避けながら、しばらく歩くとまた新たな銀行を見つける。

いろんな銀行がしのぎを削っているのか?

一応入ってみると、「外貨」の文字。

よし!!ここだ!!

やはり無人のATMで操作する。

台湾中国語(繁体字)の画面も、もう慣れたもんだぜ!!

そして…

やったぜ!!<br /><br />台湾ドルがドバッと出てきた!!<br /><br />5000元≒2万円を、高利でゲットだ!!<br /><br />俺も、<br />失業者&amp;高利キャッシング、の仲間入りだぜ!!

 

やったぜ!!

台湾ドルがドバッと出てきた!!

5000元≒2万円を、高利でゲットだ!!

俺も、
失業者&高利キャッシング、の仲間入りだぜ!!

販売場所が発表される1時半まで残り40分。<br /><br />1時半から販売開始の2時まで並び、さらに購入まで並ぶことを考えれば、今のうちに昼食を摂っておきたい。<br /><br />でないと、マジばてそう。<br /><br />旧正月直前とあってか、軒並み店が閉まっている。<br /><br />なんとか見つけて入る。

 

販売場所が発表される1時半まで残り40分。

1時半から販売開始の2時まで並び、さらに購入まで並ぶことを考えれば、今のうちに昼食を摂っておきたい。

でないと、マジばてそう。

旧正月直前とあってか、軒並み店が閉まっている。

なんとか見つけて入る。

バイキング形式の店。<br /><br />店員に<br />「肉はどれ?」と聞くと、渋い顔をされる。<br /><br />この店は「素食」の店だった。<br /><br />「素食」とは、いわゆる「精進料理」。<br /><br />「素食」店には2度と入るまいと決めていたのに…

 

バイキング形式の店。

店員に
「肉はどれ?」と聞くと、渋い顔をされる。

この店は「素食」の店だった。

「素食」とは、いわゆる「精進料理」。

「素食」店には2度と入るまいと決めていたのに…

これで105元≒420円。<br /><br />「湯葉の唐揚げ?」は普通に鳥唐と区別つかない感じでうまかった。<br /><br />台湾のいいところは、野菜不足にはならないこと。<br /><br />一方台湾人は、日本旅行で困ったことに「野菜不足」を挙げる。

 

これで105元≒420円。

湯葉の唐揚げ?」は普通に鳥唐と区別つかない感じでうまかった。

台湾のいいところは、野菜不足にはならないこと。

一方台湾人は、日本旅行で困ったことに「野菜不足」を挙げる。

腹ごしらえしたところで、アリーナに向かうと、すでに人だかりだった。<br /><br />日本人と思しき人たちがすでに整列していた。<br /><br />台湾人スタッフに<br />「あれもう並んでるの?」と聞くと<br /><br />「私たちはまだ並ぶ場所を発表していません」とそっけない。<br /><br />とりあえず日本人ファンが勝手に並んでいる、ということらしい。<br /><br />並んでいるのは、前日と同じ場所「5番入り口」だ。<br /><br />でも、さっき聞いたときスタッフが<br />「きょうは『6番入り口』じゃないかしら。私たちもよく知らないのよ」と言っていたのが気にかかる。<br /><br />それでも僕は、とりあえず整列の後ろに加わった。<br /><br />「並ぶ位置は本当にここでいいのか?」「並ぶこと自体無駄なのではないのか?」という不安と猜疑心にかられながら。<br /><br />ひとり旅なので「ここでいいのかね?」と会話する人もいないせいか、<br />「本当にここでいいのか?」という疑問だけがどんどん膨らんでいく。<br /><br />考えているうちに「やみくもに並んでいる(であろう)日本人ではなく、自分が聞いていことを信じよう」と思い直した。<br /><br />日本人の集団から離れて「6番入り口」に移ろう。<br /><br />すると、向こうにいる日本人ファンが、大きな丸ポーズを作ってこちらに歩み寄ってくる。<br /><br />「5番入り口」で並んでいる友人に<br />「並ぶ場所はそこでいい」という合図を送っているらしかった。<br /><br />その女性の表情は、自身に満ちていた。<br /><br />絶対の自信から生まれる、朗らかさがあった。<br /><br />彼女の表情には、強い説得力があった。<br /><br />そこでまた僕は思い直して、「5番入り口」にとどまることにした。<br /><br /><br />次の瞬間!!<br /><br />「6番入り口」付近で歓声が上がる!!<br /><br />しまった!!<br /><br />やはり「6番入り口」だったか!!<br /><br />そう気付くや否や、5番の群衆が一斉に6番に走り出す。<br /><br />僕もその流れに遅れてなるまいとダッシュした!!<br /><br />「最初の3歩は内股で。目線は数メートル先で走ると速い」という高校時代に気をつけていたことを思い出しながら、内股で数メートル先を見てダッシュする!!<br /><br />僕が30メートルほどダッシュすると、すでに行列ができていた。<br /><br />前の人にぶつからないように急停止したつもりだったが、前の人を押すようにぶつかってしまう。<br /><br />今度は僕が、後ろの人からドンと押される。<br /><br />更に後ろの人がもっと後ろに人に押されて…<br /><br />僕はずっと押され続け、呼吸ができなくなった。<br /><br />もはや半狂乱状態だ。<br /><br />たまらず腕を胸の前に持ってきて、前の人と自分の胸とに隙間を確保する。<br /><br />ようやく押される状態が収まったが、人のかたまりは列ではなく、半円に近い状態になっている。<br /><br />台湾スタッフが「2列に並んで!!」と中国語と英語で怒鳴る。<br /><br />しかし、皆必死だ。<br /><br />誰も自分から譲ろうとしない。<br /><br />1列に2人どころか、5~6人がひしめきあっている状態だ。<br /><br />僕も自分から後ろに下がる、などということはしない。<br /><br />そんなことをしたら、巻き添えを食らう後ろの人からもどやされかねない。

 

腹ごしらえしたところで、アリーナに向かうと、すでに人だかりだった。

日本人と思しき人たちがすでに整列していた。

台湾人スタッフに
「あれもう並んでるの?」と聞くと

「私たちはまだ並ぶ場所を発表していません」とそっけない。

とりあえず日本人ファンが勝手に並んでいる、ということらしい。

並んでいるのは、前日と同じ場所「5番入り口」だ。

でも、さっき聞いたときスタッフが
「きょうは『6番入り口』じゃないかしら。私たちもよく知らないのよ」と言っていたのが気にかかる。

それでも僕は、とりあえず整列の後ろに加わった。

「並ぶ位置は本当にここでいいのか?」「並ぶこと自体無駄なのではないのか?」という不安と猜疑心にかられながら。

ひとり旅なので「ここでいいのかね?」と会話する人もいないせいか、
「本当にここでいいのか?」という疑問だけがどんどん膨らんでいく。

考えているうちに「やみくもに並んでいる(であろう)日本人ではなく、自分が聞いていことを信じよう」と思い直した。

日本人の集団から離れて「6番入り口」に移ろう。

すると、向こうにいる日本人ファンが、大きな丸ポーズを作ってこちらに歩み寄ってくる。

「5番入り口」で並んでいる友人に
「並ぶ場所はそこでいい」という合図を送っているらしかった。

その女性の表情は、自身に満ちていた。

絶対の自信から生まれる、朗らかさがあった。

彼女の表情には、強い説得力があった。

そこでまた僕は思い直して、「5番入り口」にとどまることにした。


次の瞬間!!

「6番入り口」付近で歓声が上がる!!

しまった!!

やはり「6番入り口」だったか!!

そう気付くや否や、5番の群衆が一斉に6番に走り出す。

僕もその流れに遅れてなるまいとダッシュした!!

「最初の3歩は内股で。目線は数メートル先で走ると速い」という高校時代に気をつけていたことを思い出しながら、内股で数メートル先を見てダッシュする!!

僕が30メートルほどダッシュすると、すでに行列ができていた。

前の人にぶつからないように急停止したつもりだったが、前の人を押すようにぶつかってしまう。

今度は僕が、後ろの人からドンと押される。

更に後ろの人がもっと後ろに人に押されて…

僕はずっと押され続け、呼吸ができなくなった。

もはや半狂乱状態だ。

たまらず腕を胸の前に持ってきて、前の人と自分の胸とに隙間を確保する。

ようやく押される状態が収まったが、人のかたまりは列ではなく、半円に近い状態になっている。

台湾スタッフが「2列に並んで!!」と中国語と英語で怒鳴る。

しかし、皆必死だ。

誰も自分から譲ろうとしない。

1列に2人どころか、5~6人がひしめきあっている状態だ。

僕も自分から後ろに下がる、などということはしない。

そんなことをしたら、巻き添えを食らう後ろの人からもどやされかねない。

台湾人スタッフも面食らったのだろう。<br /><br />繰り返し「2列に並んで!!」を繰り返している。<br /><br />すると、先頭にいた台湾人ボス的男性スタッフが少しずつ前に進み出した。<br /><br />前に進むことできちんとした列を作ろう、ということらしい。<br /><br />ボス男性が何やら叫びながら、列は迂回しながらゆっくり進む。<br /><br />しばらしくして、列が徐々に長くなり、僕もようやく楽に呼吸できる状態になった。<br /><br />半狂乱状態からようやく秩序を取り戻し始めた、まさにその時だった。<br /><br />女性が飛び猿のような、鮮やかな身のこなしを見せた!!<br /><br />中腰のまま走り、迂回の隙に何人か抜かす!!<br /><br />しかし!!<br /><br />台湾人ボスはそのズルを見逃さなかった。<br /><br />「きちんと並べ!!」<br /><br />容赦ない怒号が響き渡る。<br /><br />ボスは飛び猿女性の腕をがっちり掴み、乱暴に後ろに戻した。<br /><br />日本では暴行罪になりかねないその行為も、この半狂乱状態の中では、「とても頼もしい行動」に映った。<br /><br />きっとみんなもそう思ったはずだ。<br /><br />そんな押し合いへしあいしている様子を、列に入っていない日本人女性が、面白がってスマホで撮影していた。<br /><br />僕の醜態も、そのカメラに収められているはずだった。<br /><br />撮られる、というのは嫌な気分だった。<br /><br />そのせいか、撮っている女性の表情はとても嫌ななものに感じた。<br /><br />その間にも、ボス的スタッフが、列を2人にしていく。<br /><br />3~4人が譲らないところに出くわすと、腕を掴んで強引に2人にしていった。<br /><br /><br />と、今度は僕の目の前で怒号が飛ぶ!!<br /><br />どうも日本人が2列になる混乱の中で我先に前に並ぼうとして台湾人女性を突き飛ばした形になり、その夫が激怒しているらしかった。<br /><br />「おい、お前だ!!おい!!」<br /><br />夫の怒りは収まらない。<br /><br />「礼儀正しいのが日本人じゃないのか!!日本人がそんなのでいいのか!!」<br /><br />その日本人は、自分に対して言われていることはわかっているようだが、何とか無視して逃げ切ろうとしているようだった。<br /><br />その態度がまた、夫の怒りをあおっていた。<br /><br />見かねた近くの台湾人が、日本人に対して優しく日本語で解説する。<br /><br />日本語で話しかけられてはさすがに無視しきれない日本人は、妻に対して謝るような仕草を見せた。<br /><br />怒鳴られ続けることに恐怖を感じ、戸惑っているようでもあった。<br /><br />30代後半くらいの男性で、まっとうな社会人に見えたが、やけに卑しい目をしていた。<br /><br />謝るその仕草には、誠意は全く感じられなかった。<br /><br />「これでいいだろ?」という傲慢さが透けて見えた。<br /><br />それでも、間に入った台湾人が、激怒夫に何か話している。<br /><br />おそらく<br />「ほら、彼も謝っているし、もう許してあげなよ」とでも言ってる感じだ。<br /><br />しかし興奮収まらない夫は相変わらず大声で話し続ける。<br /><br />「あいつは日本人なのか?日本人ってこんななのか?誠実なんじゃなかったのか??聞いているのと違うぞ!!」<br /><br />間に入った台湾人が少しずつなだめて、ようやく夫は落ち着いた。<br /><br /><br />しかし、細かいイザコザは僕の目の前でも発生した。<br />僕の前に並んでいた30代後半の女性は、友人と離れ離れになったようだった。<br /><br />ボスが見ていないすきに、友人に手招きする。<br /><br />どこからともなく「ズルはやめて!!」と懇願する声が飛ぶ。<br /><br />僕も<br />「え~勘弁してよ」と心の声が漏れてしまった。<br /><br />すると手招きした女性が<br />「1人2枚まで買えるんだからいいでしょ!!」と僕をにらめつけた(実際は1人1枚)。<br /><br />迷いのない、恐ろしい表情だった。<br /><br />顔の作りはとてもきれいな人だったけど、とても醜い、と感じた。<br /><br />その人の一番嫌な表情を見せられた気がした。<br /><br />そしてその友人は、たくましくも数十人をごぼう抜きし、僕の前に滑り込んできた。<br /><br /><br />一方、僕の隣は台湾人女性で、彼女もやはり整列の混乱で友人と離れ離れになっていた。<br /><br />でも、台湾人女性は、列を抜かすことなく、離れ離れを受け入れていた。<br /><br /><br />台湾人は日本人を美化しすぎている。<br /><br />台湾人は「日本人はとても礼儀正しく親切」だと口を揃える。<br /><br />でも僕は、台湾人の方がずっと礼儀正しく、親切だ、と思う。<br /><br />だから、台湾旅行はやけに楽しい。<br />

 

台湾人スタッフも面食らったのだろう。

繰り返し「2列に並んで!!」を繰り返している。

すると、先頭にいた台湾人ボス的男性スタッフが少しずつ前に進み出した。

前に進むことできちんとした列を作ろう、ということらしい。

ボス男性が何やら叫びながら、列は迂回しながらゆっくり進む。

しばらしくして、列が徐々に長くなり、僕もようやく楽に呼吸できる状態になった。

半狂乱状態からようやく秩序を取り戻し始めた、まさにその時だった。

女性が飛び猿のような、鮮やかな身のこなしを見せた!!

中腰のまま走り、迂回の隙に何人か抜かす!!

しかし!!

台湾人ボスはそのズルを見逃さなかった。

「きちんと並べ!!」

容赦ない怒号が響き渡る。

ボスは飛び猿女性の腕をがっちり掴み、乱暴に後ろに戻した。

日本では暴行罪になりかねないその行為も、この半狂乱状態の中では、「とても頼もしい行動」に映った。

きっとみんなもそう思ったはずだ。

そんな押し合いへしあいしている様子を、列に入っていない日本人女性が、面白がってスマホで撮影していた。

僕の醜態も、そのカメラに収められているはずだった。

撮られる、というのは嫌な気分だった。

そのせいか、撮っている女性の表情はとても嫌ななものに感じた。

その間にも、ボス的スタッフが、列を2人にしていく。

3~4人が譲らないところに出くわすと、腕を掴んで強引に2人にしていった。


と、今度は僕の目の前で怒号が飛ぶ!!

どうも日本人が2列になる混乱の中で我先に前に並ぼうとして台湾人女性を突き飛ばした形になり、その夫が激怒しているらしかった。

「おい、お前だ!!おい!!」

夫の怒りは収まらない。

「礼儀正しいのが日本人じゃないのか!!日本人がそんなのでいいのか!!」

その日本人は、自分に対して言われていることはわかっているようだが、何とか無視して逃げ切ろうとしているようだった。

その態度がまた、夫の怒りをあおっていた。

見かねた近くの台湾人が、日本人に対して優しく日本語で解説する。

日本語で話しかけられてはさすがに無視しきれない日本人は、妻に対して謝るような仕草を見せた。

怒鳴られ続けることに恐怖を感じ、戸惑っているようでもあった。

30代後半くらいの男性で、まっとうな社会人に見えたが、やけに卑しい目をしていた。

謝るその仕草には、誠意は全く感じられなかった。

「これでいいだろ?」という傲慢さが透けて見えた。

それでも、間に入った台湾人が、激怒夫に何か話している。

おそらく
「ほら、彼も謝っているし、もう許してあげなよ」とでも言ってる感じだ。

しかし興奮収まらない夫は相変わらず大声で話し続ける。

「あいつは日本人なのか?日本人ってこんななのか?誠実なんじゃなかったのか??聞いているのと違うぞ!!」

間に入った台湾人が少しずつなだめて、ようやく夫は落ち着いた。


しかし、細かいイザコザは僕の目の前でも発生した。
僕の前に並んでいた30代後半の女性は、友人と離れ離れになったようだった。

ボスが見ていないすきに、友人に手招きする。

どこからともなく「ズルはやめて!!」と懇願する声が飛ぶ。

僕も
「え~勘弁してよ」と心の声が漏れてしまった。

すると手招きした女性が
「1人2枚まで買えるんだからいいでしょ!!」と僕をにらめつけた(実際は1人1枚)。

迷いのない、恐ろしい表情だった。

顔の作りはとてもきれいな人だったけど、とても醜い、と感じた。

その人の一番嫌な表情を見せられた気がした。

そしてその友人は、たくましくも数十人をごぼう抜きし、僕の前に滑り込んできた。


一方、僕の隣は台湾人女性で、彼女もやはり整列の混乱で友人と離れ離れになっていた。

でも、台湾人女性は、列を抜かすことなく、離れ離れを受け入れていた。


台湾人は日本人を美化しすぎている。

台湾人は「日本人はとても礼儀正しく親切」だと口を揃える。

でも僕は、台湾人の方がずっと礼儀正しく、親切だ、と思う。

だから、台湾旅行はやけに楽しい。

列が整い、半狂乱状態が落ち着いた。<br /><br />すると、副ボス的スタッフが、1人1人の手に番号を記入していった。

 

列が整い、半狂乱状態が落ち着いた。

すると、副ボス的スタッフが、1人1人の手に番号を記入していった。

僕の手に「89」が記された。<br /><br />用意された当日券は200枚で、それ以降に並んでいる人は無残にも「解散」となった。

 

僕の手に「89」が記された。

用意された当日券は200枚で、それ以降に並んでいる人は無残にも「解散」となった。

そこから購入まで、更に1時間ほどかかった。<br /><br />僕の前は、日本人男性で「熟練ファン」らしかった。<br /><br />その前の2人組の女性に声をかけ、<br />自分と仲良くするといかに得になるかを得意げに話していた。<br /><br />女性2人組は「すご~い!!」を連発させていた。<br /><br /><br />僕の後ろは、日本人母娘だった。<br /><br />2人の会話が聞こえてくる。<br /><br />「殺伐として怖い…」<br /><br />「ご飯食べてないけど、もうお腹空くのも忘れる雰囲気だわ」<br /><br />「これが日本だったら、運営側に批判殺到だよ…」<br /><br /><br />日本人は管理されるのに慣れきっている。<br /><br />日本通の台湾人だが、おそらくそのことを知らない。<br /><br /><br />日本人は自分の意思を持つのが苦手だ。<br /><br />意思で埋めるはずの部分を、必死に他の何かで埋めようとしている。<br />

 

そこから購入まで、更に1時間ほどかかった。

僕の前は、日本人男性で「熟練ファン」らしかった。

その前の2人組の女性に声をかけ、
自分と仲良くするといかに得になるかを得意げに話していた。

女性2人組は「すご~い!!」を連発させていた。


僕の後ろは、日本人母娘だった。

2人の会話が聞こえてくる。

「殺伐として怖い…」

「ご飯食べてないけど、もうお腹空くのも忘れる雰囲気だわ」

「これが日本だったら、運営側に批判殺到だよ…」


日本人は管理されるのに慣れきっている。

日本通の台湾人だが、おそらくそのことを知らない。


日本人は自分の意思を持つのが苦手だ。

意思で埋めるはずの部分を、必死に他の何かで埋めようとしている。

僕もこの雰囲気にのまれ、すっかり疲れてしまった。<br /><br />購入する頃にはもう頭がぼんやりしすぎて、カメラを肩にかかていたのをすっかり忘れてしまった。<br /><br />カメラを床に落としてしまい、レンズが壊れ、ピントを合わせることができなくなった。

 

僕もこの雰囲気にのまれ、すっかり疲れてしまった。

購入する頃にはもう頭がぼんやりしすぎて、カメラを肩にかかていたのをすっかり忘れてしまった。

カメラを床に落としてしまい、レンズが壊れ、ピントを合わせることができなくなった。

苦労の末、ようやく手にいれたチケット。<br /><br />スマホカメラで撮影。<br /><br />位置は、「2階の真横」とでもいうべきか。<br /><br />1枚2万円近くする。<br /><br />こんなもんだろうと思っていたが、日本のコンサートより2倍くらいするようだった。

 

苦労の末、ようやく手にいれたチケット。

スマホカメラで撮影。

位置は、「2階の真横」とでもいうべきか。

1枚2万円近くする。

こんなもんだろうと思っていたが、日本のコンサートより2倍くらいするようだった。

宿でチェックインした後、再びアリーナ付近に向かう。<br /><br />ここで腹ごしらえしよう。

 

宿でチェックインした後、再びアリーナ付近に向かう。

ここで腹ごしらえしよう。

「漢方羊肉湯」にした。<br /><br />薬膳スープが、心労で疲れた胃に染み渡る。

 

「漢方羊肉湯」にした。

薬膳スープが、心労で疲れた胃に染み渡る。

さあ、アリーナへ。<br /><br />2日目は、1日目と違い、順調に入場が済んだようだ。

 

さあ、アリーナへ。

2日目は、1日目と違い、順調に入場が済んだようだ。

僕の席は、1番端だった。<br /><br />始まる直前、裏方の方から大声で歌っている声が聞こえる。<br /><br />高音部分を何度も歌い直している。<br /><br />間違いなく桜井さん本人の生声だ。<br /><br />直前リハーサルか!!<br /><br />すごい…<br /><br />こんなのも聞こえて来るなんて。<br /><br />そして、複数人が「さあいこう!!」「よっしゃ!!」と声を合わせた。<br /><br />エンジンを組んでいる姿が透けて見えるようだった。<br /><br /><br />きてよかった…<br /><br /><br />そして、2日目のコンサートが始まった。<br /><br />桜井さんの服装がちょっと違う程度で、1日目とほぼ全て同じだった。<br /><br />『海にて、心は裸になりたがる』では「可愛げのないあなたにも」の瞬間、桜井さんがベースの彼を指差すタイミングがちょっと違うくらいではないか?というぐらい同じだった。<br /><br />きのうの正面立ち見席と比べ、音響が弱かった。<br /><br />僕らの席を向いたスピーカーはなかった。<br /><br />そのせいか、大声で歌うと自分の声が聞こえてきた。<br /><br />実際、前の席の男性が僕を振り返るので、少し遠慮してあげた。<br /><br />チケットを買うときに、僕の前に並んでいた「熟練ファン」の男性だった。<br /><br />「熟練ファン」であることをネタにナンパを仕掛ける男性が、なぜ当日券で入場しているのかは謎のままだった。

 

僕の席は、1番端だった。

始まる直前、裏方の方から大声で歌っている声が聞こえる。

高音部分を何度も歌い直している。

間違いなく桜井さん本人の生声だ。

直前リハーサルか!!

すごい…

こんなのも聞こえて来るなんて。

そして、複数人が「さあいこう!!」「よっしゃ!!」と声を合わせた。

エンジンを組んでいる姿が透けて見えるようだった。


きてよかった…


そして、2日目のコンサートが始まった。

桜井さんの服装がちょっと違う程度で、1日目とほぼ全て同じだった。

『海にて、心は裸になりたがる』では「可愛げのないあなたにも」の瞬間、桜井さんがベースの彼を指差すタイミングがちょっと違うくらいではないか?というぐらい同じだった。

きのうの正面立ち見席と比べ、音響が弱かった。

僕らの席を向いたスピーカーはなかった。

そのせいか、大声で歌うと自分の声が聞こえてきた。

実際、前の席の男性が僕を振り返るので、少し遠慮してあげた。

チケットを買うときに、僕の前に並んでいた「熟練ファン」の男性だった。

「熟練ファン」であることをネタにナンパを仕掛ける男性が、なぜ当日券で入場しているのかは謎のままだった。

2日目ともなると1日目ほどの感動はなかったにせよ、<br />最高の時間であることに違いはなかった。<br /><br />人生にこんなこと、2度とないかも知れない。<br /><br />扶養家族あり、住宅ローンありの無職37歳。<br /><br />それがどうした。悔いなし。<br /><br />人生の節目にふさわしい2日間だった。<br /><br />台湾公演があったらまた来よう。

 

2日目ともなると1日目ほどの感動はなかったにせよ、
最高の時間であることに違いはなかった。

人生にこんなこと、2度とないかも知れない。

扶養家族あり、住宅ローンありの無職37歳。

それがどうした。悔いなし。

人生の節目にふさわしい2日間だった。

台湾公演があったらまた来よう。

終了後は、地下鉄駅に入るのも困難なほどの混雑。<br /><br />僕はとりえあず目の前のバスに飛び乗った。<br /><br />乗車後に、隣の人に<br />「どこ行きのバスですか?」と質問すると<br /><br />「???。あなたはどこ行きたいの??」と逆質問された。

 

終了後は、地下鉄駅に入るのも困難なほどの混雑。

僕はとりえあず目の前のバスに飛び乗った。

乗車後に、隣の人に
「どこ行きのバスですか?」と質問すると

「???。あなたはどこ行きたいの??」と逆質問された。

質問を繰り返してバスを乗り継ぎ「華西街観光夜市」へ。

 

質問を繰り返してバスを乗り継ぎ「華西街観光夜市」へ。

参考:Google マップ

 

(当時会社を辞めたばかりで節約してバスで行きましたが

 タクシーでいってもそんな遠くないです)

 

ディープな場所らしい。

 

ディープな場所らしい。

目的地、すっぽん料理店。

 

目的地、すっぽん料理店。

300元≒1200円でセット料理。<br /><br />他にも、蛇料理、ワニ料理を出すようだが、やはり、すっぽん。

 

300元≒1200円でセット料理。

他にも、蛇料理、ワニ料理を出すようだが、やはり、すっぽん。

炭水化物を食べないと眠れないのでもう少し食べたい。<br /><br />お店の人に<br />「海鮮と野菜を食べたい」と注文したら<br />

 

炭水化物を食べないと眠れないのでもう少し食べたい。

お店の人に
「海鮮と野菜を食べたい」と注文したら

「じゃあ海鮮麺にしたら」とこれが出てきた。<br /><br />100元≒400円。<br /><br />お腹も満たされ宿に戻る。<br /><br />すると、途中、わかりやすい女性がたくさん立っていた。<br /><br />なるほど。<br /><br />ディープと言われる所以は、こうしたところにもあるのか。<br /><br /><br />さて、明日は何をしよう。<br />

 

「じゃあ海鮮麺にしたら」とこれが出てきた。

100元≒400円。

お腹も満たされ宿に戻る。

すると、途中、わかりやすい女性がたくさん立っていた。

なるほど。

ディープと言われる所以は、こうしたところにもあるのか。


さて、明日は何をしよう。

 

 

 

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ミスチルコンサート旅@台北・2日目(公演1日目)

ミスチルコンサート「重力と呼吸」台北公演のための台北ひとり旅に関する旅行記です。<br /><br />ごくごく個人的な手記です。<br /><br />長いですがご了承下さい。

ミスチルコンサート旅@台北・2日目(公

 

ミスチルコンサート「重力と呼吸」台北公演のための台北ひとり旅に関する旅行記です。

 

きょうはいよいよ楽しみにしていたコンサート。<br />まずはしっかりと朝食を摂ろう。<br /><br />宿の兄ちゃんに<br />「近くに中華風の朝飯食べられるところある?」と聞くと<br /><br />「交差点をこえたところにあります」とのこと。<br /><br />よし、近いぞ。<br /><br />行ってみよう。<br /><br />街は出勤ラッシュ。

 

きょうはいよいよ楽しみにしていたコンサート。
まずはしっかりと朝食を摂ろう。

宿の兄ちゃんに
「近くに中華風の朝飯食べられるところある?」と聞くと

(宿:Sleep Taipei)

 

参考

 



「交差点をこえたところにあります」とのこと。

よし、近いぞ。

行ってみよう。

街は出勤ラッシュ。

ここか。<br /><br />いいぞいいぞ。<br /><br />〝名店の香り〟がする。

 

ここか。

いいぞいいぞ。

〝名店の香り〟がする。

この目の前でジャージャーやってくれるのが良いんだよね

 

この目の前でジャージャーやってくれるのが良いんだよね

その場で揚げている、油条。<br /><br />大好きです。<br /><br />日本では食べられない。こっちに来たら絶対食べる。<br />

 

その場で揚げている、油条。

大好きです。

日本では食べられない。こっちに来たら絶対食べる。

卵にネギをまぜたものも頼む

 

卵にネギをまぜたものも頼む

小籠包もあるのか~<br /><br />いいぞいいぞ

 

小籠包もあるのか~

いいぞいいぞ

油条に豆漿。<br /><br />これを食べるが、大好きです。

 

油条に豆漿。

これを食べるが、大好きです。

店内は地元の人ばかり。

 

店内は地元の人ばかり。

遅れて小籠包が届く。<br /><br />たまんないね~

 

遅れて小籠包が届く。

たまんないね~

全部うまい。<br /><br />台湾・中国は、朝飯が一番好き。<br /><br />留学している時も、朝飯の時間が一番楽しみだった。<br /><br />全部で130元≒520円

 

全部うまい。

台湾・中国は、朝飯が一番好き。

留学している時も、朝飯の時間が一番楽しみだった。

全部で130元≒520円

歩いてボアの職場に。板橋駅前の立派なビルだった。<br /><br />無料WiFiがつながるところで何とかLINEをやりとして、無事会えた。<br /><br />コンサートチケットを受け取り、お金を渡す。<br /><br /><br />彼は営業職。<br /><br />この日は月初めということで<br />「1月分を締めて計算しているから1日会社だ」といった。<br /><br />「先月の目標はとどいた?」ときくと<br />「むしろ超えた」とドヤ顔。<br /><br />「営業楽しい」と聞いて、こっちもうれしくなった。<br /><br />「コンサートまで何するの?」と聞かれたが<br /><br />「何も考えていない。とりあえずチェックインしてくるわ。<br /> 夜はスッポンとか蛇食べるつもり。華西観光夜市?行ってくる」<br /><br />「マジ??他の日本人にとっては罰ゲームみたいなもんなのに。変な日本人だね。」

 

歩いてボアの職場に。板橋駅前の立派なビルだった。

無料WiFiがつながるところで何とかLINEをやりとして、無事会えた。

コンサートチケットを受け取り、お金を渡す。


彼は営業職。

この日は月初めということで
「1月分を締めて計算しているから1日会社だ」といった。

「先月の目標はとどいた?」ときくと
「むしろ超えた」とドヤ顔。

「営業楽しい」と聞いて、こっちもうれしくなった。

「コンサートまで何するの?」と聞かれたが

「何も考えていない。とりあえずチェックインしてくるわ。
 夜はスッポンとか蛇食べるつもり。華西観光夜市?行ってくる」

「マジ??他の日本人にとっては罰ゲームみたいなもんなのに。変な日本人だね。」

板橋駅付近でコーヒーブレイクしたくて彷徨ったが、朝にやってる店は見つけられず。<br /><br />セブンイレブンのコーヒーにする。<br /><br />そしてトイレへ。<br /><br />ここ数日、お腹の調子が悪い。

 

板橋駅付近でコーヒーブレイクしたくて彷徨ったが、朝にやってる店は見つけられず。

セブンイレブンのコーヒーにする。

そしてトイレへ。

ここ数日、お腹の調子が悪い。

「忘れ物しないでね」との張り紙。<br /><br />しかし<br /><br />このトイレには紙がなかった。<br /><br />忘れ物をしないように呼びかけるものの、自分たちは紙の補充を忘れているようだった。<br /><br />紙を持っていなかった僕は焦った。<br /><br />「どうする?ドースル?俺!!」<br /><br />しばし、どうするか考えた。<br /><br /><br />いくら考えても、選択肢は2つしかなかった。<br /><br />①そのまま「いろんなこと」を忘れてしまうか。<br /><br />②定員さんに助けを求めるか。<br /><br /><br />日本人の僕には「いろんなこと」を忘れることはできなかった。

 

「忘れ物しないでね」との張り紙。

しかし

このトイレには紙がなかった。

忘れ物をしないように呼びかけるものの、自分たちは紙の補充を忘れているようだった。

紙を持っていなかった僕は焦った。

「どうする?ドースル?俺!!」

しばし、どうするか考えた。


いくら考えても、選択肢は2つしかなかった。

①そのまま「いろんなこと」を忘れてしまうか。

②定員さんに助けを求めるか。


日本人の僕には「いろんなこと」を忘れることはできなかった。

「手を洗うのを覚えていてね」<br /><br />いろんな張り紙がある。<br /><br />実際、ここに手洗い場はなかった。

 

「手を洗うのを覚えていてね」

いろんな張り紙がある。

実際、ここに手洗い場はなかった。

ピンチを乗り切った僕は、セブンの目の前にあった貸自転車ベースで自転車を借りた。You Bike、というらしい。<br /><br />クレジットカードの番号を登録して、自転車の番号を押すと、鍵が開いた。<br /><br />台湾の繁体字はよくわからんが、なんとかなった。<br /><br />僕は、ハンドルをぎゅっと握りしめて台北の街を駆け抜けた。<br /><br />「手を洗うのを覚えていてね」という張り紙のことは、すっかり忘れていた。

 

ピンチを乗り切った僕は、セブンの目の前にあった貸自転車ベースで自転車を借りた。You Bike、というらしい。

クレジットカードの番号を登録して、自転車の番号を押すと、鍵が開いた。

台湾の繁体字はよくわからんが、なんとかなった。

僕は、ハンドルをぎゅっと握りしめて台北の街を駆け抜けた。

「手を洗うのを覚えていてね」という張り紙のことは、すっかり忘れていた。

なんじゃこりゃ?<br /><br />「双玉アートコーナー」とでも訳そうか。<br /><br />携帯のGPSで確認しながら街を走る。

 

なんじゃこりゃ?

「双玉アートコーナー」とでも訳そうか。

携帯のGPSで確認しながら街を走る。

台北の街並みを走っていると時折出くわす大木。<br /><br />夜ビール片手に、こういうところにのんびり散歩に来たいな。

 

台北の街並みを走っていると時折出くわす大木。

夜ビール片手に、こういうところにのんびり散歩に来たいな。

小南門駅の駐輪場で自転車を返す。<br /><br />クレカの場合の返し方が結局よくわらかなかったが、大丈夫だったらしい。<br /><br />後日確認すると、1時間で75円の請求がきていた。<br /><br />「デポジットで2000元必要。返金は数日後」と言われていたが、その金銭的やりとりは記録されていなかった。<br />

 

小南門駅の駐輪場で自転車を返す。

クレカの場合の返し方が結局よくわらかなかったが、大丈夫だったらしい。

後日確認すると、1時間で75円の請求がきていた。

デポジットで2000元必要。返金は数日後」と言われていたが、その金銭的やりとりは記録されていなかった。

きれいだね~

 

きれいだね~

立派だ~<br /><br />MRTできょうの宿近くへ。<br /><br />「南京三民駅」というところが最寄らしい。

 

立派だ~

MRTできょうの宿近くへ。

「南京三民駅」というところが最寄らしい。

「南京三民駅」下車後、昼食。<br /><br />混んでいるので入ってみた。

 

「南京三民駅」下車後、昼食。

混んでいるので入ってみた。

小綺麗なお店<br /><br />「麺と肉と野菜が食べたい」とお店の人にいうと、メニューを決めてくれた。

 

小綺麗なお店

「麺と肉と野菜が食べたい」とお店の人にいうと、メニューを決めてくれた。

無理やり日本語に訳すと「油そば」だろうか。<br /><br />食べると…<br /><br />「味うすっ!!まずい!!」とがっかり。<br /><br />ヤケクソ気味に、テーブルにあったソースやら黒酢やら辛いのやらをぶちこむ。<br /><br />旅は体力を使う。<br />ばてないようにとりあえず腹に入れればいいんだ!!<br /><br />混ぜる!!<br /><br />食べる!!<br /><br />もぐもぐ!!<br /><br /><br />あれ??<br /><br /><br />もう一口!!<br /><br />ムシャムシャ!!<br /><br />なんだこれ!?<br /><br />うまい!!<br /><br />うまいぞ!!<br /><br />こんな食い方、誰も知るまい。<br /><br />ふふふ。<br /><br />あれ?なんだこれ?<br /><br />テーブルにはんか張り紙みたいのある。<br /><br />なんだろ?<br /><br />読んでみる。<br /><br />「ソースや黒酢、唐辛子を入れてお好みの味に仕上げてください」<br /><br />なるほど笑<br /><br />そういうことでしたか笑<br /><br /><br />絶品でした!!<br /><br />キャベツスープとで、計105元≒420円

 

無理やり日本語に訳すと「油そば」だろうか。

食べると…

「味うすっ!!まずい!!」とがっかり。

ヤケクソ気味に、テーブルにあったソースやら黒酢やら辛いのやらをぶちこむ。

旅は体力を使う。
ばてないようにとりあえず腹に入れればいいんだ!!

混ぜる!!

食べる!!

もぐもぐ!!


あれ??


もう一口!!

ムシャムシャ!!

なんだこれ!?

うまい!!

うまいぞ!!

こんな食い方、誰も知るまい。

ふふふ。

あれ?なんだこれ?

テーブルにはんか張り紙みたいのある。

なんだろ?

読んでみる。

「ソースや黒酢、唐辛子を入れてお好みの味に仕上げてください」

なるほど笑

そういうことでしたか笑


絶品でした!!

キャベツスープとで、計105元≒420円

他に食べてみたいのがいっぱい<br /><br />また来たいな~

 

他に食べてみたいのがいっぱい

また来たいな~

宿着<br />スリーピー ドラゴン ホステル(Sleepy Dragon Hoste)<br />https://www.booking.com/hotel/tw/sleepy-dragon-hostel.ja.html?aid=397594;label=gog235jc-1DCAEoggI46AdIFVgDaHWIAQGYARW4AQfIAQ3YAQPoAQH4AQKIAgGoAgM;sid=36e76cb5c60c1a666c448b61685bb49f#map_closed<br /><br />スタッフのレベルも高く、良い宿でした。

 

宿着
スリーピー ドラゴン ホステル(Sleepy Dragon Hoste)
https://www.booking.com/hotel/tw/sleepy-dragon-hostel.ja.html?aid=397594;label=gog235jc-1DCAEoggI46AdIFVgDaHWIAQGYARW4AQfIAQ3YAQPoAQH4AQKIAgGoAgM;sid=36e76cb5c60c1a666c448b61685bb49f#map_closed

スタッフのレベルも高く、良い宿でした。

628元≒2500円<br /><br />ドミトリーにしてはちょっと高めかも知れないが、7階で窓がある。<br /><br />食堂にも窓。<br /><br />4泊のうち、窓があるドミトリーはここだけだった。<br /><br />しかも広々。<br /><br /><br />宿に向かう途中、スマホのGPSを見ながら直進する西洋人の女性を見かけた。<br /><br />僕と同じようにバックパックを背負い、僕と同じ方向に向かっていた。<br /><br />信号待ちの時、我々はお互いをチラチラ見た。<br /><br />そして、同じビルに入り、同じエレベーターに乗った。<br /><br />気まずさを解消するため「同じ宿だったんですね」と笑い合った。<br /><br />宿に入った瞬間、スタッフから<br />「ご一緒ですか?」と英語で尋ねられ<br /><br />二人同時に<br />「NO」と返す。<br /><br />宿の女性スタッフーたぶん僕と同じぐらいの年頃ーは、流暢な英語で宿のことや、近くの観光スポットについて説明した。<br /><br />聞き取れないときは「もう一度中国語で!!」とお願いすると、彼女は嫌な顔ひとつせず、繰り返してくれた。<br /><br />大事なことを英語で話したときは、旅の女性は<br />「彼はわかったのかしら?」と、これまた流暢な英語で気にかけてくれた。<br /><br /><br />そして<br />「あすから台湾は旧正月休暇に入ります。両替が必要なら絶対に今日中!!」と注意を促した。<br /><br />僕は最低限しか両替していなかったが、間に合いそうなので関係なかったが、一緒に入った女性は、最寄の銀行までの道順を熱心に聞いていた。<br /><br />そして我々は部屋に案内された。<br /><br />僕らは同じ部屋だった。<br /><br />荷物を片付けている間、僕らは喋った。<br /><br />そのきれいな英語からは、どこの国の人かは予想できなかったので<br /><br />「お国はどちら?」と聞くと<br /><br />彼女はロシア人で、現在ベトナムに住んでいるという。<br /><br />その前には、中国の貴州省に留学していた、といった。<br /><br />「ロシアのどこ?」と聞くと<br /><br />「あなたはロシアの都市を知ってるのかしら…」とつぶやいた後<br /><br />「Petersburg」<br /><br />???<br /><br />ドイツのどっか??<br /><br />いや、ロシアって言ったよな…<br /><br />僕は「わらかない」と首を振った。<br /><br />「知らないよね。ロシアで第二の都市よ」と残念そうにいった。<br /><br />第二の都市?<br /><br />「ロシアの第二の都市は、サンクトペテルブルグだと思ってた」とつぶやくと<br /><br />彼女は「Yes!!」と叫んだ。<br /><br />???<br /><br />???<br /><br />どゆこと??<br /><br />「サンクトペテルブルグよ!!英語ではPetersburgと言うの」といった後<br /><br />ニヤニヤしながら、僕の日本語の発音の「サンクトペテルブルグ」を真似た。<br /><br />「日本語では、ロシア語の発音に近いのね」<br /><br />「レニングラードだったところでしょ?」<br /><br />またも「Yes!!」と叫んだ。<br /><br />「とてもきれいなところらしいね」というと<br /><br />「なんでそんなに知ってるの?」と聞かれた。<br /><br />「ウラジオストクからモスクワまでシベリア鉄道に乗ったことあるんだ。そのときガイドブックだけ読んだよ」<br /><br />「ワオ!!私はロシア人なのにそんな距離乗ったことないわ。サンクトペテルブルグには行かなかったの?」<br /><br />「行きたかったけどね。時間的にいけなかった。」<br /><br />「行くべきだったわね。モスクワよりいいところよ」と得意げにいった。<br /><br />モスクワより良い場所。きっとそれは、事実なのだろう。<br /><br />僕は、WW2時に、レニングラードがドイツ軍に包囲され、大量の餓死者を出した惨事について質問したかったが、それはやめておいた。<br /><br />彼女は<br />「台北何回目?」と聞いた。<br /><br />「4回目」<br /><br />「ワオ!!私初めてなの。オススメ教えて!!」<br /><br />そこで僕はピタリと止まった。<br /><br />そこで僕は、台北のオススメの場所というものを全く知らない、ということに初めて気づいた。<br /><br />「言われてみれば、いつも違う都市にばかり行ってて、台北のことはよく知らないや」<br /><br />「OK。101ビルに行ってみるわ」といって、彼女は出ていった。<br /><br />僕は、コンサートまで英気を養うことにした。<br /><br />ヘッドホンをして「重力と呼吸」を再生した。<br /><br />歌詞カードを出して予習した。<br /><br />ほどなくして彼女が戻ってきた。<br /><br />「どうしたの?」<br /><br />「銀行に両替いったらパスポートないのに気づいて…」とブツブツ言いながらローカーでゴソゴソやっていた。<br /><br />海外を楽しめる人ってのは、そんなもんだ。

 

628元≒2500円

ドミトリーにしてはちょっと高めかも知れないが、7階で窓がある。

食堂にも窓。

4泊のうち、窓があるドミトリーはここだけだった。

しかも広々。


宿に向かう途中、スマホGPSを見ながら直進する西洋人の女性を見かけた。

僕と同じようにバックパックを背負い、僕と同じ方向に向かっていた。

信号待ちの時、我々はお互いをチラチラ見た。

そして、同じビルに入り、同じエレベーターに乗った。

気まずさを解消するため「同じ宿だったんですね」と笑い合った。

宿に入った瞬間、スタッフから
「ご一緒ですか?」と英語で尋ねられ

二人同時に
「NO」と返す。

宿の女性スタッフーたぶん僕と同じぐらいの年頃ーは、流暢な英語で宿のことや、近くの観光スポットについて説明した。

聞き取れないときは「もう一度中国語で!!」とお願いすると、彼女は嫌な顔ひとつせず、繰り返してくれた。

大事なことを英語で話したときは、旅の女性は
「彼はわかったのかしら?」と、これまた流暢な英語で気にかけてくれた。


そして
「あすから台湾は旧正月休暇に入ります。両替が必要なら絶対に今日中!!」と注意を促した。

僕は最低限しか両替していなかったが、間に合いそうなので関係なかったが、一緒に入った女性は、最寄の銀行までの道順を熱心に聞いていた。

そして我々は部屋に案内された。

僕らは同じ部屋だった。

荷物を片付けている間、僕らは喋った。

そのきれいな英語からは、どこの国の人かは予想できなかったので

「お国はどちら?」と聞くと

彼女はロシア人で、現在ベトナムに住んでいるという。

その前には、中国の貴州省に留学していた、といった。

「ロシアのどこ?」と聞くと

「あなたはロシアの都市を知ってるのかしら…」とつぶやいた後

「Petersburg」

???

ドイツのどっか??

いや、ロシアって言ったよな…

僕は「わらかない」と首を振った。

「知らないよね。ロシアで第二の都市よ」と残念そうにいった。

第二の都市?

「ロシアの第二の都市は、サンクトペテルブルグだと思ってた」とつぶやくと

彼女は「Yes!!」と叫んだ。

???

???

どゆこと??

サンクトペテルブルグよ!!英語ではPetersburgと言うの」といった後

ニヤニヤしながら、僕の日本語の発音の「サンクトペテルブルグ」を真似た。

「日本語では、ロシア語の発音に近いのね」

レニングラードだったところでしょ?」

またも「Yes!!」と叫んだ。

「とてもきれいなところらしいね」というと

「なんでそんなに知ってるの?」と聞かれた。

ウラジオストクからモスクワまでシベリア鉄道に乗ったことあるんだ。そのときガイドブックだけ読んだよ」

「ワオ!!私はロシア人なのにそんな距離乗ったことないわ。サンクトペテルブルグには行かなかったの?」

「行きたかったけどね。時間的にいけなかった。」

「行くべきだったわね。モスクワよりいいところよ」と得意げにいった。

モスクワより良い場所。きっとそれは、事実なのだろう。

僕は、WW2時に、レニングラードがドイツ軍に包囲され、大量の餓死者を出した惨事について質問したかったが、それはやめておいた。

彼女は
台北何回目?」と聞いた。

「4回目」

「ワオ!!私初めてなの。オススメ教えて!!」

そこで僕はピタリと止まった。

そこで僕は、台北のオススメの場所というものを全く知らない、ということに初めて気づいた。

「言われてみれば、いつも違う都市にばかり行ってて、台北のことはよく知らないや」

「OK。101ビルに行ってみるわ」といって、彼女は出ていった。

僕は、コンサートまで英気を養うことにした。

ヘッドホンをして「重力と呼吸」を再生した。

歌詞カードを出して予習した。

ほどなくして彼女が戻ってきた。

「どうしたの?」

「銀行に両替いったらパスポートないのに気づいて…」とブツブツ言いながらローカーでゴソゴソやっていた。

海外を楽しめる人ってのは、そんなもんだ。

コンサート会場までは南京東路一本だが、バスに乗る。<br /><br />隣に座っているおじさんが話しかけてきた。<br /><br />「日本からか。たった今埼玉から帰ってきた友人と会ってきたばかりさ。<br /> 埼玉、知ってるか?<br /> そうかそうか。<br /> 埼玉だぞ、埼玉。<br /> そうかそうか、知っているか。<br /> 日本から帰ってきたばかりの人と会ったその帰りに、日本人と会うとはな!!<br /> どこに行くんだ?コンサート会場か。<br /> そうか、そうか。<br /> じゃあここで降りなさい」<br /><br />ご機嫌なおじさんだった。

 

コンサート会場までは南京東路一本だが、バスに乗る。

隣に座っているおじさんが話しかけてきた。

「日本からか。たった今埼玉から帰ってきた友人と会ってきたばかりさ。
 埼玉、知ってるか?
 そうかそうか。
 埼玉だぞ、埼玉。
 そうかそうか、知っているか。
 日本から帰ってきたばかりの人と会ったその帰りに、日本人と会うとはな!!
 どこに行くんだ?コンサート会場か。
 そうか、そうか。
 じゃあここで降りなさい」

ご機嫌なおじさんだった。

降りると巨大な建物が。<br /><br />中心部らしい。

 

降りると巨大な建物が。

中心部らしい。

コンサート会場。

 

コンサート会場。

19時半開始のコンサート。<br /><br />5時ごろ着くと、すでに人だかりが。

 

19時半開始のコンサート。

5時ごろ着くと、すでに人だかりが。

コンサート会場でグッズも買う。<br /><br />日本で売っているのと同じもの。<br /><br />でも、並んでいた日本人に聞くと<br />「台湾で売ってる方がちょっと高いかな」<br /><br />あとで調べてみると、日本でもネットで全く同じものが買えること、台湾で買うと「ちょっと」どころでなく高いことがわかった。<br /><br />台湾公演で日本在住の人間が買う必要性はないらしい。

 

コンサート会場でグッズも買う。

日本で売っているのと同じもの。

でも、並んでいた日本人に聞くと
「台湾で売ってる方がちょっと高いかな」

あとで調べてみると、日本でもネットで全く同じものが買えること、台湾で買うと「ちょっと」どころでなく高いことがわかった。

台湾公演で日本在住の人間が買う必要性はないらしい。

コンサート前に腹ごしらえ。<br /><br />コンサート会場から歩いて数分のお店へ。<br /><br />店内は8割が日本人。<br /><br />みんなミスチルコンサートに来た人だな~。

 

コンサート前に腹ごしらえ。

コンサート会場から歩いて数分のお店へ。

店内は8割が日本人。

みんなミスチルコンサートに来た人だな~。

喉が渇いたので、スーラータン。

 

喉が渇いたので、スーラータン

そして蒸し餃子。<br /><br />生姜たっぷり。<br /><br />日本の生姜みたいに辛くないから、ムシャムシャ食べられる。<br /><br />計250元≒1000円<br /><br />ここは、ちょっと高めかな。中心部だからな。<br /><br />普通にうまいからよし!!

 

そして蒸し餃子。

生姜たっぷり。

日本の生姜みたいに辛くないから、ムシャムシャ食べられる。

計250元≒1000円

ここは、ちょっと高めかな。中心部だからな。

普通にうまいからよし!!

ミスチルコンサートベテランの友人のアドバイスに従って、およそ1時間前に会場入り。<br /><br />入り口付近には列ができていた。<br /><br /><br />僕のチケットは最前の立ち見だった。<br /><br />一番高い席で、ほとんどが日本人客のようだった。<br /><br /><br />まだ中には入れないらしい。<br /><br />僕も自分の番号の区画に行くが、どう並んでいるのかわからない。<br /><br />どうも「並びたがる日本人に対し、並ぶことをそれほど求めていない台湾人会場係り」という構図のようだった。<br /><br /><br />とりあえず後ろの方の人の少ないところに行く。<br /><br />寒い。<br /><br />一人待っていると、隣に女性一人が来た。<br /><br />「ミスチルは台湾でどの程度人気なのか」を知りたかった僕は、遠慮なく質問する。<br /><br />彼女から得た情報では<br />・きょうは比較的寒い<br />・ミスチルが流行った当時は、台湾で日本ブームだった<br />・そのころ日本で流行った歌手やグループは台湾でも人気になった<br />・ただ、自分は洋楽が一番好きなので、日本の歌手のことはそれほど詳しくない<br />・その中で、ミスチルは好きなグループだったので、せっかくだから来てみた<br />・転売チケットが手に入ったのは3日前<br />・今の若い子は、日本より韓国歌手が好き<br /><br />ということらしい。<br /><br /><br />彼女はことあるごとに<br />「私は若くないので…」を繰り返した。<br /><br />その度に僕は<br />「そんなことはございません」とフォローせざるをえなかった。<br /><br />マスクをしていたこともり、彼女の年の頃はわからなかったが、20後半~ぐらいだとは思うのだけど<br />年齢にコンプレックスを感じることが何かあったのだろうか…<br /><br />会場にいるファンは皆、僕と同じような年齢層だった。<br /><br />30~40ぐらい。<br /><br />みんなあなたより年上だし。と思った。<br /><br />日本の女性に自己評価が低い人はたくさんいるが、台湾の女性もそうなのだろうか、と思うことがある。<br /><br />この女性もそんな気がした。<br /><br />と、ここまで書いて思った。<br /><br />もしかして、誘ってると思われたのかな…そこで予防線を張っていたのか?<br /><br /><br /><br /><br />会話の方向性を変えた。<br /><br />「コンサートはどうやって聴くの?」と聞いてみた。<br /><br />「どうやってって??」<br /><br />「飛び跳ねたりとか?」<br /><br />「そんなことしないわ。私はむしろ、座り席で静かに聴きたかったの。あなたはどう聴くの?」<br /><br />生涯2度目のコンサート。いざ聞かれてみるとわからなかった。<br /><br /><br /><br />コンサートは、19時半からだったが、すでに19時15分だった。<br /><br />気づくと、我々の区画が最後らしかった。<br /><br /><br />「台湾のコンサートってこんな風に時間にルーズなの?」<br /><br />「いや、これはちょっとおかしいわ」<br /><br />ようやく会場に入れたのは、19時半目前だった。<br /><br />彼女は、後ろに陣取った。<br /><br />僕は彼女にお礼と別れを告げて、前に進んだ。<br /><br /><br />会場は満員で、ボルテージはすでにマックス、という感じだった。<br /><br /><br />会場が暗くなると<br />「おー!!」との歓声が上がる。<br /><br />中国語、日本語のアナウンスが入り、<br />10分遅れでコンサートは始った。<br /><br /><br />気づくと、僕の前の前は山のように背の高い男性が2人いたが、もう周囲に移動するのもためらわれた。<br /><br />左は空いていたが、そのすぐ後ろに背の低い女性3人組がいた。<br /><br />僕が入ったら完全に邪魔になる。<br /><br />右隣りは、台湾人カップルだった。女性の方は恰幅が良かった。<br /><br /><br />メンバーまでの距離は、野球のベース間よりちょっと遠いぐらいだった。<br /><br />ベース間27mを基準にして…<br /><br />35mと目算した。<br /><br /><br />最初は<br />「SINGLES」だった。<br /><br />最初の激しい音が、1曲目にぴったりだった。<br /><br />コンサートの1曲目でいくことを意識して書いたような、そんなイントロだと思った。<br /><br />桜井さんは、赤いTシャツに青の襟なしのジャケットだった。<br /><br /><br />3、4曲歌い終わった後、桜井さんはすでに、汗をびっしょりかいていた。<br /><br />自己紹介の時間となった。<br /><br />こういう時間を、MC、というらしい。<br /><br />メンバーが中国語であいさつして、中国語で名前を紹介した。<br /><br />会場は大盛りあがり。<br /><br /><br />自分の周りは日本人だらけだけど、座り席には台湾の人も大勢いるらしい。<br /><br />メンバーの中国語のあいさつは、一生懸命練習してきた、というのが伝わってきた。<br /><br />こういうところにも手を抜かない。<br /><br />さすが、大人気グループ。<br /><br />プロだなぁ。<br /><br />当たり前か。<br /><br /><br />左のギターの人の番になった。<br /><br />聞き取れない。<br /><br />と、会場のボルテージはさらに上がり、割れんばかりの歓声が響いた。<br /><br />台湾語か!!<br /><br />さすが。<br /><br />ニクイ演出。<br /><br /><br />さらに「重力と呼吸」の演目は続く。<br /><br />この日のために僕は、「重力と呼吸」を聴き込んで来た。<br /><br />この歳になると新しい音楽を聴くのにはエネルギーが必要だったが、それでも聴き込んだ。<br /><br /><br />大音量の会場の中で、僕は目をつむり、一緒に大声で歌う。<br /><br />自分の声は全く聞こえない。<br /><br />心地いい。<br /><br /><br />時折、桜井さんが花道に出てくる。<br /><br />桜井との距離が近づくたび、飛び跳ねながら手を振る女性ファン。<br /><br />その視線は桜井さんにロックオンされ、他のものは全く何も見えていないようだった。<br /><br />迷いは何ない、という感じだった。<br /><br />そこまで入っていけるのがうらやましかった。<br /><br />彼女たちと自分との距離感を意識した時、ふと、<br />「自分はミスチルを見に来たわけじゃない」ことに気づいた。<br /><br />それは少し、自分にとっても意外なことだった。<br /><br /><br />じゃあ何をしに??<br /><br />わからない。<br /><br /><br />とにかく僕は、目をつむって大声で歌い続けた。<br /><br /><br />懐かしい曲もたくさん。<br /><br />不朽の名曲のイントロが流れるたびに大きな歓声が上がる。<br /><br /><br />「Tomorrow never knows」「抱きしめたい」「innocent world」…<br /><br />曲とともに、当時のことを思い出す。<br /><br />いろんなことがフラッシュバックする。<br /><br />僕たちの世代が皆そうであったように、僕の思春期はミスチルの曲とともにあった。<br /><br />悩んで悩んで悩んで行きづまっては、ミスチルの曲に耳を傾けた。<br /><br />悩んでいるのは僕だけじゃないと励まされた。<br /><br /><br /><br />当時の大人のアドバイスは、僕にとって見当はずれなものばかりだった。<br /><br />ミスチルの曲を聴けば、そこには果てしない絶望と共に、慰めと励ましがあった。<br /><br />「盲目ゆえに見えるものもある」。<br /><br />「どこかに自分を必要としている人がいる」。<br /><br /><br /><br />6曲目の「NOT FOUND」は、僕が地元の大学の入学が決まった年に発売された曲だった。<br /><br />大学入学=絶望の時代、の始まりだった。<br /><br />「微笑みを」と繰り返されても、「できるかばかやろう」と毒づいて生活していた日々を思い出した。<br /><br /><br />突然、2つ下の妹が僕の脳内にやってきた。<br /><br />当時、家族の中で心を開いて喋れたのは妹だけだった。<br /><br />無条件で自分を尊重してくれたのは、家族の中で妹だけだったように思う。<br /><br /><br />根アカの妹は、僕と全く性格が違った。<br /><br />末っ子の妹と、4人兄弟で3番目の自分。<br /><br />なぜ同じ兄妹で、こうも性格が違うんだろう。<br /><br />妹は僕と違い、両親と良好な関係を築いていた。<br /><br />僕の自我を形成してきた大音量の生歌とともに、いろんな思いが交錯する。<br /><br /><br />こんな歌詞を書き綴ることができる桜井さんとは、どんな生い立ちなんだろう、と大声で歌いながら思いを巡らせた。<br /><br />コンサート中に見せる彼の表情と、彼が綴る歌詞とが、うまくマッチしない。<br /><br /><br /><br />途中、右隣にした台湾人カップルが動きを見せた。<br /><br />どうも、恰幅の良い女性が気分が悪く、休みたがっているようだった。<br /><br />あれ?<br /><br />彼女のお腹が大きい。<br /><br />妊娠しているのか!!<br /><br />すかさず近くの女性が話しかける。<br /><br />たぶん僕も聞きたいことを聞いているはず。<br /><br />僕は聞き耳を立てた。<br /><br />「8カ月」という単語が聞き取れた。<br /><br />マジか。<br /><br />この時期にこんな場所いていいのか??<br /><br />大音量は胎児に問題ないのか??<br /><br />妊婦さんは、お腹をそっと抱えながらも、表情はとてもつらそう。<br /><br />今にも生まれそうだ。<br /><br />それでも旦那は、座らせただけで満足している。<br /><br />いいのか??<br /><br />帰ったほうがよくない??<br /><br />たぶん、旦那以外の周りにいる全員がそう思ったのだろう。<br /><br />ほどなくして会場係りが来て、2人を退場させた。<br /><br />妊娠がどれほど大変なことなのかを、理解していない男性は多い。<br /><br />それは恐らく、台湾でもそうなのかも知れない。<br /><br /><br />途中のMCで、桜井さんは<br />「ニーメン カイシンマ??(Are you happy??)」と質問した。<br /><br />会場からは<br />「カイシーン!!」と本当にうれしそうな声が返ってきた。<br /><br />台湾人ファンも熱い。<br /><br /><br />夢のような時間は無情にも過ぎていった。<br /><br />気がつけば、黒の襟なしのジャケットになっていた桜井さんは、中国語で言った。<br /><br />「ズイホウ イーショーグー(最後の一曲)」。<br /><br />周りの日本人から<br />「なんて言ったの??」との声が漏れる。<br /><br />まだ、「重力と呼吸」でも数曲歌っていないのがあるはずだった。<br /><br />そして、名曲「皮膚呼吸」が始まった。<br /><br />「自分探しに夢中でいられる歳じゃない<br /> でも夢を見るのをやめられない<br /> 僕にしか出せない特別な音がある きっと」<br /><br /><br />会社辞めちゃったんだ。<br /><br />僕ももう、そう信じるしかない、と思う。<br /><br /><br />アンコールが始まった。<br /><br />「蘇生」を歌ってくれないか、と願っていたが、最後の曲になってしまった。<br /><br />最後は<br />「終わりなき旅」だった。<br /><br />「未完」コンサートにも連れて行ってくれた親友が、大好きな曲だった。<br /><br />同じ時期に会社を辞めたこともあり、この数カ月、彼と楽しい時間を過ごした。<br /><br />いろんなことを語り合った。<br /><br />どうしたら組織に頼らず自力で生きていけるのか?が最大のテーマだった。<br /><br />そのためには、僕らは自分自身を改めて掘りさげていく必要があった。<br /><br />彼は、僕を知っている。<br /><br />退職祝いに、僕に最適な本をプレゼントしてくれた。<br /><br />「お前に必要なのはこれだ」<br /><br />全くその通りだった。自分では絶対に選ばない、でも絶対に必要な本。<br /><br /><br />一緒に来れなくて残念だが、彼はようやく自分の道を見つけた。<br /><br />今は東京で頑張っている。<br /><br />その彼が一番好きな曲だ。<br /><br />上京前の激励会はカラオケにした。<br /><br />僕らは<br />「蘇生」を歌い「星になれたら」を歌い「終わりなき旅」を2度歌った。<br /><br />彼は<br />「高ければ高い壁のほうが登った時気持ちがいい」ところがぐっとくる、といった。<br /><br />僕は、高い壁でことごとく挫折してきたので、その歌詞は正直きつかった。<br /><br />だから、この曲も好きになれなかった。<br /><br />でも、歌うことはできる。<br /><br /><br />最後の曲だ。<br /><br />僕は大声で歌った。<br /><br />お酒は飲んでいなかったが、脳みそは麻痺していた。<br /><br /><br />「カンナみたいに命を削って情熱を注いで」<br /><br />テレビで働いていた頃の俺。削っても削っても、補充されなかった日々。虚しさだけがの募っていった。<br /><br />「自分を必要としている人がいる」<br /><br />もう子供もいる。数カ月会ってないけど、今だに「パパ、パパ」と言っているらしい。<br /><br />「閉ざされたドアの向こうに新しい何かが待っていて」<br /><br />「新しい何か」を見たくて僕は会社を辞めた。<br /><br />「もっと素晴らしいはずの自分をさがす終わりなき旅」<br /><br />この会社ではもっと素晴らしい自分とは一生出会えないと思い、辞めた。<br /><br />そう。「素晴らしいはず」という見切り発車で。<br /><br />「胸に抱え込んだ迷いがプラスの力に変わるように」<br /><br />会社を辞めてどう生きていくのか?迷って迷って考えて考えておかしくなりそう。<br /><br />「生きるためのレシピなんかない」<br /><br />そうだ!ないのだ!!<br /><br />俺の人生はここから始まるんだ!!<br />やっと始まるんだ!!<br /><br />「もっと大きなはずの自分さがす終わりなき旅」<br /><br />いいんだこれで。探して探して探し続けよう。<br /><br />僕は心の中で親友に伝えた。<br /><br />「終わりなき旅、最高だぜ」。<br /><br /><br /><br />僕はさっき会話を会話した女性の「どうやって聴くの?」という質問に、心の中で回答した。<br /><br />「人生を振り返りながら聞いたよ」。<br /><br /><br />僕は気づいた。<br /><br />僕はこのコンサートに「人生に区切りをつけに来たのだ」。<br /><br /><br />第二の人生を進もうと、仕事を辞めて3カ月。<br /><br />苦悩の日々は続いている。<br /><br />銀行口座の数字は減り続けている。<br /><br />でもこれは「産みの苦しみ」だ。<br /><br />これでいいのだ。<br /><br />怖いのは、目の前の不安に負けて、小さくまとまってしまうことだ。

 

ミスチルコンサートベテランの友人のアドバイスに従って、およそ1時間前に会場入り。

入り口付近には列ができていた。


僕のチケットは最前の立ち見だった。

一番高い席で、ほとんどが日本人客のようだった。


まだ中には入れないらしい。

僕も自分の番号の区画に行くが、どう並んでいるのかわからない。

どうも「並びたがる日本人に対し、並ぶことをそれほど求めていない台湾人会場係り」という構図のようだった。


とりあえず後ろの方の人の少ないところに行く。

寒い。

一人待っていると、隣に女性一人が来た。

ミスチルは台湾でどの程度人気なのか」を知りたかった僕は、遠慮なく質問する。

彼女から得た情報では
・きょうは比較的寒い
ミスチルが流行った当時は、台湾で日本ブームだった
・そのころ日本で流行った歌手やグループは台湾でも人気になった
・ただ、自分は洋楽が一番好きなので、日本の歌手のことはそれほど詳しくない
・その中で、ミスチルは好きなグループだったので、せっかくだから来てみた
・転売チケットが手に入ったのは3日前
・今の若い子は、日本より韓国歌手が好き

ということらしい。


彼女はことあるごとに
「私は若くないので…」を繰り返した。

その度に僕は
「そんなことはございません」とフォローせざるをえなかった。

マスクをしていたこともり、彼女の年の頃はわからなかったが、20後半~ぐらいだとは思うのだけど
年齢にコンプレックスを感じることが何かあったのだろうか…

会場にいるファンは皆、僕と同じような年齢層だった。

30~40ぐらい。

みんなあなたより年上だし。と思った。

日本の女性に自己評価が低い人はたくさんいるが、台湾の女性もそうなのだろうか、と思うことがある。

この女性もそんな気がした。

と、ここまで書いて思った。

もしかして、誘ってると思われたのかな…そこで予防線を張っていたのか?




会話の方向性を変えた。

「コンサートはどうやって聴くの?」と聞いてみた。

「どうやってって??」

「飛び跳ねたりとか?」

「そんなことしないわ。私はむしろ、座り席で静かに聴きたかったの。あなたはどう聴くの?」

生涯2度目のコンサート。いざ聞かれてみるとわからなかった。



コンサートは、19時半からだったが、すでに19時15分だった。

気づくと、我々の区画が最後らしかった。


「台湾のコンサートってこんな風に時間にルーズなの?」

「いや、これはちょっとおかしいわ」

ようやく会場に入れたのは、19時半目前だった。

彼女は、後ろに陣取った。

僕は彼女にお礼と別れを告げて、前に進んだ。


会場は満員で、ボルテージはすでにマックス、という感じだった。


会場が暗くなると
「おー!!」との歓声が上がる。

中国語、日本語のアナウンスが入り、
10分遅れでコンサートは始った。


気づくと、僕の前の前は山のように背の高い男性が2人いたが、もう周囲に移動するのもためらわれた。

左は空いていたが、そのすぐ後ろに背の低い女性3人組がいた。

僕が入ったら完全に邪魔になる。

右隣りは、台湾人カップルだった。女性の方は恰幅が良かった。


メンバーまでの距離は、野球のベース間よりちょっと遠いぐらいだった。

ベース間27mを基準にして…

35mと目算した。


最初は
「SINGLES」だった。

参考:重力と呼吸

YouTube


Mr.Children「Your Song」from Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸



最初の激しい音が、1曲目にぴったりだった。

コンサートの1曲目でいくことを意識して書いたような、そんなイントロだと思った。

桜井さんは、赤いTシャツに青の襟なしのジャケットだった。


3、4曲歌い終わった後、桜井さんはすでに、汗をびっしょりかいていた。

自己紹介の時間となった。

こういう時間を、MC、というらしい。

メンバーが中国語であいさつして、中国語で名前を紹介した。

会場は大盛りあがり。


自分の周りは日本人だらけだけど、座り席には台湾の人も大勢いるらしい。

メンバーの中国語のあいさつは、一生懸命練習してきた、というのが伝わってきた。

こういうところにも手を抜かない。

さすが、大人気グループ。

プロだなぁ。

当たり前か。


左のギターの人の番になった。

聞き取れない。

と、会場のボルテージはさらに上がり、割れんばかりの歓声が響いた。

台湾語か!!

さすが。

ニクイ演出。


さらに「重力と呼吸」の演目は続く。

この日のために僕は、「重力と呼吸」を聴き込んで来た。

この歳になると新しい音楽を聴くのにはエネルギーが必要だったが、それでも聴き込んだ。


大音量の会場の中で、僕は目をつむり、一緒に大声で歌う。

自分の声は全く聞こえない。

心地いい。


時折、桜井さんが花道に出てくる。

桜井との距離が近づくたび、飛び跳ねながら手を振る女性ファン。

その視線は桜井さんにロックオンされ、他のものは全く何も見えていないようだった。

迷いは何ない、という感じだった。

そこまで入っていけるのがうらやましかった。

彼女たちと自分との距離感を意識した時、ふと、
「自分はミスチルを見に来たわけじゃない」ことに気づいた。

それは少し、自分にとっても意外なことだった。


じゃあ何をしに??

わからない。


とにかく僕は、目をつむって大声で歌い続けた。


懐かしい曲もたくさん。

不朽の名曲のイントロが流れるたびに大きな歓声が上がる。


Tomorrow never knows」「抱きしめたい」「innocent world」…

曲とともに、当時のことを思い出す。

いろんなことがフラッシュバックする。

僕たちの世代が皆そうであったように、僕の思春期はミスチルの曲とともにあった。

悩んで悩んで悩んで行きづまっては、ミスチルの曲に耳を傾けた。

悩んでいるのは僕だけじゃないと励まされた。



当時の大人のアドバイスは、僕にとって見当はずれなものばかりだった。

彼らにも、僕という人間を理解できなかったのだ。

でも、ミスチルの曲を聴けば、そこには果てしない絶望と共に、慰めと励ましがあった。

「盲目ゆえに見えるものもある」。

「どこかに自分を必要としている人がいる」。



6曲目の「NOT FOUND」は、僕が地元の大学の入学が決まった年に発売された曲だった。

大学入学=絶望の時代、の始まりだった。

「微笑みを」と繰り返されても、

聞くたびに「できるかばかやろう」と毒づいて生活していた日々を思い出した。


突然、2つ下の妹が僕の脳内にやってきた。

当時、家族の中で心を開いて喋れたのは妹だけだった。

無条件で自分を尊重してくれたのは、家族の中で妹だけだったように思う。


根アカの妹は、僕と全く性格が違った。

末っ子の妹と、4人兄弟で3番目の自分。

なぜ同じ兄妹で、こうも性格が違うんだろう。

妹は僕と違い、両親と良好な関係を築いていた。

僕の自我を形成してきた大音量の生歌とともに、いろんな思いが交錯する。


こんな歌詞を書き綴ることができる桜井さんとは、どんな生い立ちなんだろう、と大声で歌いながら思いを巡らせた。

コンサート中に見せる彼の表情と、彼が綴る歌詞とが、うまくマッチしない。

彼は彼で「ミスターチルドレン桜井和寿

という仮面をかぶらずにはいられないのだろう。

曲がやんだ。

途中のMCで、桜井さんは
「ニーメン カイシンマ??(Are you happy??)」と質問した。

会場からは
「カイシーン!!(Happy)」と声が返ってきた。

 

本当にうれしそうな声だった。

台湾人ファンも熱い。

 

そんななか、いろんな演出とともに

たくさんの曲が流れていった。


夢のような時間は無情にも過ぎていった。

気がつけば、黒の襟なしのジャケットになっていた桜井さんは、中国語で言った。

「ズイホウ イーショーグー(最後の一曲)」。

周りの日本人から
「なんて言ったの??」との声が漏れる。

まだ、「重力と呼吸」でも数曲歌っていないのがあるはずだった。

そして、名曲「皮膚呼吸」が始まった。

「自分探しに夢中でいられる歳じゃない
 でも夢を見るのをやめられない
 僕にしか出せない特別な音がある きっと」


会社辞めちゃったんだ。

僕ももう、そう信じるしかない、と思う。


アンコールが始まった。

「蘇生」を歌ってくれないか、と願っていたが、最後の曲になってしまった。

最後は
「終わりなき旅」だった。

「未完」コンサートにも連れて行ってくれた親友が、大好きな曲だった。

同じ時期に会社を辞めたこともあり、この数カ月、彼と楽しい時間を過ごした。

いろんなことを語り合った。

どうしたら組織に頼らず自力で生きていけるのか?が最大のテーマだった。

そのためには、僕らは自分自身を改めて掘りさげていく必要があった。

彼は、僕を知っている。

退職祝いに、僕に最適な本をプレゼントしてくれた。

「お前に必要なのはこれだ」

全くその通りだった。自分では絶対に選ばない、でも絶対に必要な本。


一緒に来れなくて残念だが、彼はようやく自分の道を見つけた。

今は東京で頑張っている。

その彼が一番好きな曲だ。

上京前の激励会はカラオケにした。

僕らは
「蘇生」を歌い「星になれたら」を歌い「終わりなき旅」を2度歌った。

彼は
「高ければ高い壁のほうが登った時気持ちがいい」ところがぐっとくる、といった。

僕は、高い壁でことごとく挫折してきたので、その歌詞は正直きつかった。

だから、この曲も好きになれなかった。

でも、歌うことはできる。


最後の曲だ。

僕は大声で歌った。

お酒は飲んでいなかったが、脳みそは麻痺していた。


「カンナみたいに命を削って情熱を注いで」

テレビで働いていた頃の俺。削っても削っても、補充されなかった日々。虚しさだけがの募っていった。

「自分を必要としている人がいる」

もう子供もいる。数カ月会ってないけど、今だに「パパ、パパ」と言っているらしい。

「閉ざされたドアの向こうに新しい何かが待っていて」

「新しい何か」を見たくて僕は会社を辞めた。

「もっと素晴らしいはずの自分をさがす終わりなき旅」

この会社ではもっと素晴らしい自分とは一生出会えないと思い、辞めた。

そう。「素晴らしいはず」という見切り発車で。

「胸に抱え込んだ迷いがプラスの力に変わるように」

会社を辞めてどう生きていくのか?迷って迷って考えて考えておかしくなりそう。

「生きるためのレシピなんかない」

そうだ!ないのだ!!

俺の人生はここから始まるんだ!!
やっと始まるんだ!!

「もっと大きなはずの自分さがす終わりなき旅」

いいんだこれで。探して探して探し続けよう。

僕は心の中で親友に伝えた。

「終わりなき旅、最高だぜ」。



僕はさっき会話を会話した女性の「どうやって聴くの?」という質問に、心の中で回答した。

「人生を振り返りながら聞いたよ」。


僕は気づいた。

僕はこのコンサートに「人生に区切りをつけに来たのだ」。


第二の人生を進もうと、仕事を辞めて3カ月。

苦悩の日々は続いている。

銀行口座の数字は減り続けている。

でもこれは「産みの苦しみ」だ。

これでいいのだ。

怖いのは、目の前の不安に負けて、小さくまとまってしまうことだ。

僕はヘッドホンをして「終わりなき旅」をリピートで歌いながら宿まで戻った。<br /><br />台湾の通行人は、大声で歌っている僕を、目をつむっているせいで時折ふらつく僕を気にかけなかった。<br /><br />僕はますます台湾が好きになった。<br /><br />そして「明日もコンサートに行きたい!」と思った。

 

僕はヘッドホンをして「終わりなき旅」をリピートで歌いながら宿まで戻った。

台湾の通行人は、大声で歌っている僕を、目をつむっているせいで時折ふらつく僕を気にかけなかった。

僕はますます台湾が好きになった。

そして「明日もコンサートに行きたい!」と思った。

 

 

 

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蛇足話

 

コンサートの途中にこんなことがあった。

 

途中、右隣にした台湾人カップルが動きを見せた。

どうも、恰幅の良い女性が気分が悪く、休みたがっているようだった。

あれ?

彼女のお腹が大きい。

妊娠しているのか!!

すかさず近くの女性が話しかける。

たぶん僕も聞きたいことを聞いているはず。

僕は聞き耳を立てた。

「8カ月」という単語が聞き取れた。

マジか。

この時期にこんな場所いていいのか??

大音量は胎児に問題ないのか??

妊婦さんは、お腹をそっと抱えながらも、表情はとてもつらそう。

今にも生まれそうだ。

それでも旦那は、座らせただけで満足している。

いいのか??

帰ったほうがよくない??

たぶん、旦那以外の周りにいる全員がそう思ったのだろう。

ほどなくして会場係りが来て、2人を退場させた。

妊娠がどれほど大変なことなのかを、理解していない男性は多い。

それは恐らく、台湾でもそうなのかも知れない。

 

 

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台湾の離島、小琉球でダイビング。<br /><br />「運が良ければカメが見られる」と言われ、あまり期待せずに潜ったら、もうウヨウヨ!!<br /><br />カメだらけ!!<br /><br />前も上も下も後ろもカメ!!<br /><br />こんなことってあるんだね!!って感じでした。<br /><br />宿は、「居琉潜水背包客桟2館」に。<br /><br />港に近い繁華街の中心部でとても便利でした。<br /><br />台湾の運転免許がなくても楽しめる電動バイクで島を一周。<br /><br />きれいな夕日を眺めたあとは、宿の近くの「クラフトビールバー」。<br /><br />ウマいビールを楽しめたし、何より次の旅の計画づくりも手伝ってくれて、すごくありがたかったし楽しかった。<br /><br />食堂もどこも安くておいしかったし、こだわりコーヒーも楽しめた。<br /><br />最後のダイビングも、格安で楽しめた。<br /><br />超充実の島旅でした。

台湾の離島、小琉球でダイビング。

「運が良ければカメが見られる」と言われ、あまり期待せずに潜ったら、もうウヨウヨ!!

カメだらけ!!

前も上も下も後ろもカメ!!

こんなことってあるんだね!!って感じでした。

 



宿は、Booking.comで前日に予約した

居琉潜水背包客桟2館」

(ステイ琉球ダイビング ホステル2号館)」に。

 

参考:

 

 

港に近い繁華街の中心部でとても便利でした。

台湾の運転免許がなくても楽しめる電動バイクで島を一周。

 


きれいな夕日を眺めたあとは、宿の近くの「クラフトビールバー」。

ウマいビールを楽しめたし、何より次の旅の計画づくりも手伝ってくれて、すごくありがたかったし楽しかった。

食堂もどこも安くておいしかったし、こだわりコーヒーも楽しめた。

最後のダイビングも、格安で楽しめた。

超充実の島旅でした。

  • 東港フェリー乗り場<br /><br />台鉄高雄駅から乗り合いタクシーで1時間弱。料金TWD100≒400円

     

    東港フェリー乗り場

    台鉄高雄駅から乗り合いタクシーで1時間弱。料金TWD100≒400円

  • 東岸の市場。<br /><br />小琉球行きのフェリー乗り場のすぐ脇。

     

    東岸の市場。

    琉球行きのフェリー乗り場のすぐ脇。

  • 新鮮な海鮮物が並ぶ。

     

    新鮮な海鮮物が並ぶ。

  • カニやエビ、魚、なんでもござれって感じでした。

     

    カニやエビ、魚、なんでもござれって感じでした。

  • すぐ隣に食堂が並ぶ。<br /><br />心なしか、お客さんがみんなハイソな感じ…

     

    すぐ隣に食堂が並ぶ。

    心なしか、お客さんがみんなハイソな感じ…

  • 看板には「50元から料理します」<br /><br />隣の市場で買った海産物を、200円ぐらいから調理してくれるらしい。

     

    看板には「50元から料理します」

    隣の市場で買った海産物を、200円ぐらいから調理してくれるらしい。

  • 注文したのは、ハマグリ炒め<br /><br />ウマい!!

     

    注文したのは、ハマグリ炒め

    ウマい!!

  • 安定の、空芯菜炒め<br /><br />もちろん、ウマい!!

     

    安定の、空芯菜炒め

    もちろん、ウマい!!

  • 魚のスープ。<br /><br />台湾いると、熱いスープがたまらなく、ウマい。<br /><br />ご飯の4品合わせて、TWD480≒2000円弱。<br /><br />観光地価格かな。

     

    魚のスープ。

    台湾いると、熱いスープがたまらなく、ウマい。

    ご飯の4品合わせて、TWD480≒2000円弱。

    観光地価格かな。

  • さあ時間。船に乗り込む。<br /><br />片道TWD230≒900円

     

    さあ時間。船に乗り込む。

    片道TWD230≒900円

  • 片道20分ぐらい。<br /><br />近い。

     

    片道20分ぐらい。

    近い。

  • 金曜日。客席はほぼ満席。<br /><br />相変わらずの激効きクーラー。寒い。

     

    金曜日。客席はほぼ満席。

    相変わらずの激効きクーラー。寒い。

  • バイクもたくさん積んである。<br /><br />島に着いてからわかったけど、島遊びでバイクは必須。

     

    バイクもたくさん積んである。

    島に着いてからわかったけど、島遊びでバイクは必須。

  • TVBSの腕章をつけたカメラマン。<br /><br />翌々日くらいから、数年に一度の祭りがあるんだそうです。<br /><br />使ってるカメラはソニー。S×Sを使うタイプ。<br />日本で使用されているのと同じのでした。

     

    TVBSの腕章をつけたカメラマン。

    翌々日くらいから、数年に一度の祭りがあるんだそうです。

    使ってるカメラはソニー。S×Sを使うタイプ。
    日本で使用されているのと同じのでした。

  • 僕もバイクを借りることに。<br /><br />港で客引くしてるおばちゃんについていくと、内陸部に連れて行かれました。<br /><br />他にも数人の台湾客が一緒だった。<br /><br />「デポジットとして大事なものを預けてくれ」と言われ、パスポートを差し出した。<br /><br />みんなでバイクの扱い方なんかを説明する中国語のビデオを見た。<br /><br />「ヘルメットはかぶるように」とも言っていた。見つかると罰金とか。<br /><br />でも地元民はヘルメットしていない。

     

    僕もバイクを借りることに。

    港で客引くしてるおばちゃんについていくと、内陸部に連れて行かれました。

    他にも数人の台湾客が一緒だった。

    デポジットとして大事なものを預けてくれ」と言われ、パスポートを差し出した。

    みんなでバイクの扱い方なんかを説明する中国語のビデオを見た。

    「ヘルメットはかぶるように」とも言っていた。見つかると罰金とか。

    でも地元民はヘルメットしていない。

  • 港から離れている分、少し安い。1日2000円ぐらいだったかな?<br /><br />宿までは、スタッフが先導して案内してくれました。<br /><br />バイクを返したあとも、港まで車で送って行ってくれる。

     

    港から離れている分、少し安い。1日2000円ぐらいだったかな?

    宿までは、スタッフが先導して案内してくれました。

    バイクを返したあとも、港まで車で送って行ってくれる。

  • マックスで時速30キロしかでないけど、充分でした。

     

    マックスで時速30キロしかでないけど、充分でした。

  • 宿。<br /><br />うっかりすると通り過ぎそうだが、玄関にビーチサンダルが並んでいたので「あーここだな」とわかった。<br /><br />ここは「2号館」なんだそうだ。<br /><br />ブッキングドットコムが示す住所は「1号館」で、最初は全く別のところに行ってしまった。<br /><br />いろんな人に聞きながらようやくたどり着いた。

     

    宿。

    うっかりすると通り過ぎそうだが、玄関にビーチサンダルが並んでいたので「あーここだな」とわかった。

    ここは「2号館」なんだそうだ。

    ブッキングドットコムが示す住所は「1号館」で、最初は全く別のところに行ってしまった。

    いろんな人に聞きながらようやくたどり着いた。

  • さっそく電動バイクで島を一周。<br /><br />海沿いの道路が続き、気持ちがいい。<br /><br />おっ?人が集まっている場所が…

     

    さっそく電動バイクで島を一周。

    海沿いの道路が続き、気持ちがいい。

    おっ?人が集まっている場所が…

  • ダイビングスポットなんだね。

     

    ダイビングスポットなんだね。

  • GPSを見ると…<br /><br />「厚石魚澳」という場所らしい。

     

    GPSを見ると…

    「厚石魚澳」という場所らしい。

  • さらに走ると、夕涼みしている地元の人たちが…<br /><br />気持ち良さそう

     

    さらに走ると、夕涼みしている地元の人たちが…

    気持ち良さそう

  • 小琉球の観光スポットの大木

     

    琉球の観光スポットの大木

  •  

     

  • 大木のある場所

     

    大木のある場所

  • 大木からちょっと登ると、景色のいいスポットが。<br /><br />台湾人観光客。

     

    大木からちょっと登ると、景色のいいスポットが。

    台湾人観光客。

  • 島の中にあるお店。<br /><br />店番してる女の子。

     

    島の中にあるお店。

    店番してる女の子。

  • 姉妹でパチリ

     

    姉妹でパチリ 

 

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